お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

大阪版創刊準備号・応援メッセージ・児童虐待防止協会理事長津崎哲郎さん

教育大阪ビーボラビータ・2004年7月号の編集長対談

前・大阪市中央児童相談所長として登場いただいた津崎哲郎さん。

現在は特定非営利活動法人・児童虐待防止協会で理事長をされている。

今回、お忙しい中応援メッセージを寄せていただいた。

短い文章の中にずっと児童虐待に関わってこられた方の

深い思いや、まだまだ多くある問題の難しさが感じられる。

 

対談では児童相談所のこと、しんどくても相談に来られない方のこと

行政や社会や地域とどうつながるのがいいのか、など

現場の苦悩とともに、津崎さんご自身が里親の経験を持たれてのお話。

今、読み返しても10年以上前の話とは思えないほど胸に刺さってくる。

対談の最後に

「お母さんにお願いしたいのは、自分の家庭だけではなく、

もう少し社会に目を向けてほしいということですね」とある。

お母さん大学の活動はこの数年後に始まったが

まだまだ力不足、でも続けないといけない大事なことなんだと

14年前の津崎さんの言葉に背中を押していただいた。

応援メッセージありがとうございました。

 

 

2件のコメント

実は今回一番印象的なコメントがこの方でした。
私が子育て中に家庭教育学級にかかわった頃、少年院や養護施設関連を訪ねて子どものSOSを受け取れない親が再生産されていく・・・
その状況を私達がどうしていけばいいのか・・・重い課題を感じながら私の行動はいつもまずは自分の家庭から、そして仲間と
繋がり続けることを努力することで精いっぱいだと思いました。
そして25年前の頃ですが、不登校問題が大きく膨らんでいく頃、大阪では非行問題も同じくらいに膨らんでおり児童虐待問題が
専門家の間で取り上げられるようになって、今後の大きな問題に膨れていくことを聞いたのが忘れられなくなりました。
そして今、そのことが一番の問題になっていますね・・・
そんな時代を経てのお母さん大学の役割だから、みんなで子育てすることは宝ものが光り輝やけるような人間に育つことを願いながら家庭の笑顔、地域の笑顔、そしてそれが国全体の笑顔に広がっていくことを願いますね。

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宇賀佐智子
大阪の宇賀佐智子です。30歳長男・27歳長女の母。大阪エリア版編集長を2018年から4年間務めました。子育てが楽しくなる大阪、誰もが子どもたちの未来を考える大阪、美味しい楽しい大阪を目指します♪