お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

受験真っ盛りだけれど

今、大学受験の真っ最中だが、阪大、京大の合否問題が相次いで出されているけれど渦中に巻き込まれた親子はこのことをどんなふうに受け止め、それをプラスに変化させていけるかがもう一つの彼らの分かれていく道になるだろうと私は思っている。

学歴、学力と「学」がつくが、いずれもそこから何を学んだかである。

私は自分が受験競争時代に入っていたころの子ども時代に少しの疑問を持った。

学校の授業がちっとも面白いと感じなかったから。

それでもテストの成績がいいと褒められ気分がいいから頑張るという子ではあった。大学生になり将来を考え始める頃に再び「私はどうしたいのだろう・・・」が頭を持ち上げていたが、結婚して子どもを持った時に自覚ができた。次世代の子どもに「学ぶことは楽しいことだ」と感じさせる教育を目指そうと。

そして子どものすることなすことに興味関心が出て、子どもは何を感じているのかがとても知りたくて泣けば「何が悲しいの?」であり笑えば「これってそんなに楽しいの」

そこにはひたすら子どもの笑顔が見たい感じたいだけの母になっていたかな・・・

大学受験をめぐっては大改革が始まっているようだけれど、明治以来の長い間の暗記中心授業はようやく終わろうとしているのだろうか。過渡期には親子の意識改革必要だけれど、それを大きく取り上げた塾のチラシが目に飛び込んできた。

公教育の授業がつまらないと感じた親子が塾へ向かい、偏差値教育中心に放り込まれたのが今までのことで、私が感じていたのはそんな中でも自分を見失わないことだった。

一喜一憂せず自分は何を目指していくのかを子どもが自分で見つけていくことを見守ることだったが、今からの教育は自分の中にある能力の開発であることにようやく向かっていくように感じている。

それこそ、お母さん大学が目指す「心育て」の時代がようやく巡ってきたのかな。

 

2件のコメント

みっこさん

おそらく、あと100年もすると、お母さん大学の価値がぐんと上がるでしょう。

必要な学問として。

その頃、私やみっこさんは、雲の上から、ダメ、ダメ、そうじゃないんだよと、ぶつぶつ言いながら、見ているのかな?

今朝の毎日新聞の読者の声の欄では団塊の世代を中心に受験戦争経験したものが
人を蹴落とすことで勝ち取ったことで果たして幸せになったのか・・・
老齢期に入って思いやりの薄い競争社会では誰も幸せにはなれないと
薄々気づいているはずだ・・・という主旨の投稿を見て、企業のトップが果たしてこんな心境に
なれているのだろうか・・・という疑問は残りますが、私達母親がいち早くそこに気がつくのが
一番いいのだと思っています。

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池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中