お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

乾杯 その3

2時から始まる会議に全国から集まった仲間たちに、笑顔と緊張を交えながらのゴングが鳴った。

10年選手になれば、知っている顔が多くなり再会の喜びで満たされるもの。

進行席に立つ藤本さんのそばにパソコンを打ち込む2人の男女が気になる存在である。

一体どんな方たちかと早く知りたい気持ちになっていると、「では自己紹介を・・・みっこさんから」と一番に振られて思いつきのまま、代わり映えのしないものになった。

その中で変化したことは、私が初孫を迎えることになったことで誕生から書き綴った育児日記数冊分のうち、幼児編2冊分を娘に送ったことくらい。

娘が3,4年生頃には一緒に家族新聞を作ったこともあるけれど、長くなるのでカット。

記録することは自分と子どもに向き合うことであり、そのために観察したり感じたりが自然に繰り返されることによって客観的に考えられるようになることは伝えられたかな。

皆さんの自己紹介の最後に来て、耳の聞こえない松本さんの紹介になった時口話や書いて意思疎通ができるという紹介をされたが、なんと手話を始めた人発見。

九州から二人の子どもを連れた山崎さんだった。

6歳の息子君は最初から外交的な素質を満開にしており、それに乗っかる男の子たち。

一巡したところで気になる二人はパソコンの早打ちで記者さんか?

女性が口火を切った最初の言葉は「隣の人は元夫で・・・」と笑顔でカラッと話される。

バトンタッチした元夫さんも「4歳の娘を残されて、まったく家事育児の経験のないものはありがたいことにパソコンで検索して・・・」この元夫さんは近藤さんと大学同期生というつながり。

ITの仕事から私たちの不安なことの個人情報問題について触れていただいた。

会議が終わった後で元奥様に話しかけて、元夫さんは新しい家族を築いておられるから娘さんをそれぞれの見守り方で離婚後はより一層関係がよくなったというお話だったので、「これからは色んな家族関係がでてくるはずだから、そのモデルになっていかれるなと思いました」と言わずにはおれなかった。

 

3件のコメント

この記事を書くにあたり、特筆する人が浮かびました。(笑)
美由紀さんのお姉ちゃんはすっかり女性らしさが漂って静かな感じ、それも印象的でした。
だから息子君の外向性が反対に目立っていましたよね。
日常生活に戻って二人はもう乾杯は過去のことかな?

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池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中