お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

娘にとって、家庭が一番の心のよりどころであるように何でも話せる関係をつくっていきたい

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1歳8か月の娘は、道端やエレベーターの中でも歌って踊るひょうきん者。

最近急におしゃべりになって、家事をしている私に「ママ何してるの?」と聞いてくる。

「お洗濯してるの」と応えると、「え~そうなの~」と返してくるのが決まり。その言い方が可笑しくて、1日5回くらい、このやりとりを繰り返しています(笑)。

気に入らないことがあると、「イヤ」の代わりに「いらないもん!」と言って怒りますが、そのフレーズもかわいくて、何でも許せてしまいます。

今春から私は職場復帰。家事と仕事、限りある時間の中で消化不良の部分もありますが、兼業生活も悪くないなと感じています。

思い返せば、育休中は時間があっても気持ちに余裕がなく、家事育児を一人でやってる気になってイライラを夫にぶつけてしまうことも。

今は、深夜に疲れて帰り、それでも洗い物をしてくれる夫のやさしさが身に染みて心から感謝。仕事中にふっと娘に会いたくなる瞬間もあり、娘から与えてもらっているものが、いかに大きいかを実感します。

保育園にお迎えに行くと、「ヤッター!」と言って踊りだし、抱っこすると「ママ一緒~」と喜ぶ姿には、疲れも一気に吹き飛び、最高の癒しになります。

娘にとって家庭が一番の心のよりどころであるように。そのためには何でも話せる関係をつくっていきたいねと、夫と話しています。

何歳になっても娘に思いっきり甘えてもらえるように、懐深い母を目指し、私も成長していけたらと思います 。

(話/寺戸智江子さん/1711家族っていいね)

寺戸雄二郎さん・智江子さん・文乃ちゃん(1歳)

Photo:親子の日2017(撮影2017年7月)©ブルース・オズボーン◎親子の日公式サイト http://oyako.org/