お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

もっと前から知っていたら、と後悔したコンサート。

 

先日、みなとみらい小ホールで開催していた

とてもにぎやかなコンサートというものに

参加させて頂きました。

 

そもそも、とてもにぎやかなコンサートというものは

0歳児でも!

発達障害児でも!

知的障害がある人でも!

ボーダーレスに楽しめるコンサート

という趣旨で行っていました。

それを知った時に、

「なんて素敵なコンサートなんだろう!」

「ぜひ、参加してみたい!」

と一人で参加することを決意。

 

実は私自身クラシックが大好きで

小学生のころからピアノを習っていて

専門学校時代以外は

今でもピアノのレッスンに通っている猛者(笑)

なのでクラシックは詳しいほうで

約25年近くピアノに触れてきました。

 

だからこそ、子どもにもクラシックを聴かせたい

でもわたしの息子は発達障害グレーゾーンでもあり

その場でじっとはできるけれども集中力がないという特性付き

なんなら興味のないことにはひとりでどっかに行くというおまけつき。

 

……クラシックをホールで一緒に聞くなんて絶対無理だ。

 

と思っていました。

 

でも、このコンサートに参加してから

その前提が大きく覆されました!!!

 

まず、クラシックコンサートでは開演5分前になったら

完全に静音で物音ひとつ立てようにはぴりっとした空気になるはずなのに

このコンサートでは走り回っている子どももいれば

椅子の上でぴょんぴょん飛んでいる0歳児もいる!

この空間にまず感動!

そして、会場自体が真っ暗にならない!

舞台だけ明るくなる感じでとても移動しやすい!

そして自由席なものだから、子どもの発達状況に応じた席にしやすいし

なんなら途中で席移動してもいい!

これもびっくりしたところ。

そして舞台は開演して、

演奏中の撮影も可能とのこと!

子どもが映らないように配慮してもらえたら可能とのこと!

これも素敵なところだった。

普段なら写真撮影や動画撮影は禁止しているし…

本当にクラシックコンサートを前提をひっくり返されたような気がしました。

公演中も喋っている子

踊りながら音楽を楽しんでいる子

手拍子をしながら楽しんでいる子

さまざまな楽しみ方で各々がクラシックを楽しんでいる!

本当に今の子どもたちを表している

個性が出ているような気がしています。

 

 

というのも、

クラシックだからきれいな恰好をして

静かに聞くこと

が今まで主流だったわけだけど

それができない子どもたちと一緒に

音楽を楽しむことができるというのは

すごく嬉しいことだし

これからも需要が出てくると思う。

 

それに、

「発達障害」

「0歳児」

「知的障害」

この文言があるだけで

「ここにいる人たちは外見はわからないけれども仲間かもしれない!」

というちょっとした連帯感が出てくる

(え、私だけ?(笑)

 

最近、感じていることは

発達障害と言われても

誰に

どこに

相談したらいいのかわからない

だから一人で抱え込む

という負のサイクルに陥っている気がして。

 

それが障害児だろうが

0歳児子育てだろうが

今の子育て界隈に必要な介入だと

思います。

 

長々となりましたが

このとてもにぎやかなコンサートが

もっともっと広まってくれることを

願いつつ、応援していけたらいいなと思いました。