新聞配達のあと、帰り道にあるカフェに寄った。だが今日はお客さんが多く、次男の好きな席も空いていなければ、明らかに店内も賑やかで、聴覚過敏の彼は入店できそうにない。
予定変更が苦手な次男。カフェに寄るつもりだった彼は泣いて泣いて大かんしゃく。
でも、なんとか立て直して代わりに図書館に寄り、家に帰り着く頃にようやく親子で一息ついた。
手を繋いで、さむいねえ、なんていいながら玄関に向かうと、
「ああ、疲れた。泣くのって疲れるんだよね」
と次男がボソリ。
大人びた一言と、さっきまでの大暴れ、どちらも次男の一面。
うんうん、疲れるよね。
今日も大変だったね、おつかれさま。
































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