お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

生かしてもらっているんだなぁ

昨日から我が家はすこぶる平和だ。

喧嘩もなければ、怒鳴る声もしない。

声を荒げるという必要がない。

金曜日の夜から、急遽じじばば宅へ泊りに行った次女イチカ(4歳)と長男シンノスケ(7歳)。
私は長女(11歳)の用事があるため、下の二人を送るだけ送って自宅に戻ってきた。
家には長女と私と夫の3人。

長女には、もう一つ一つ手はかからないし、
普段、姉弟でケンカばかりしているので、うるさくて仕方ないけれど、
ケンカする相手もいないので至って穏やか。

はりあう相手がいないというのはこんなにも違うのかと改めてビックリする。

正直、何にもすることがないわけではないけれど、
家事をするのも、いつも通りの時間を過ごすのも、
モッタイないような気持ちになったりして、

かといって、何かコレダケはやっておきたいというようなこともすぐに思いつかず、
急に空いた時間を持て余し、戸惑っている自分がいる。

ふと、子どもたちに私は生かしてもらっているんだなぁと思った。

やることがあるというのは嬉しいことで、

世話をやく人が傍にいるというのはありがたいことで、

心配したり、気にかけたりするというのは幸せなことなんだなぁと思った。

忙しいからこそ、この隙間時間でこれだけは終わらせたいという工夫も出てくるし、

これをやらなきゃと頭はフル回転、子育てをすることで脳も活性化している。

渦中にいると、わからなくて
大変大変とそればかりを思っていたりするけれど、

急にそのわずらわしさから解放されると、

嬉しいという感情は通り越してしまって、
ポッカリと穴が空いてしまったような、

「子どもたちの手が急に離れて、どうしていいのかわからないんです」という主婦の声が
そのまんま当てはまるような感覚を覚える。

でも、こんな時間もほんの少し。
帰ってきたら、またあの喧騒で逃げ出したくなるんだろうけれど。

夏休みはまだまだこれから、乗り切れるように今の時間を満喫しよう。

いつか近い将来、子どもたちの手が本当に離れた時の予行練習をさせてもらった2日間。

貴重な母にとっての夏休みの体験でした。

 

*写真はじいちゃん宅から送られてきた様子♬

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ