ふうちゃんの春風

うちの長女ふうちゃん 小学二年生の時

担任の先生からひどく心配されていた時期があった。

✴2017年11月29日✴問題児扱いされてる長女

私は学校で先生と面談し、家と学校での過ごし方を先生と確かめあって、『それなら大丈夫ですね。見守りましょう』となった。

まあ、正直、最後まで私たち親サイドとしては、『もー、先生ったら心配し過ぎなんだから』という思いは消えなかった。

この春、その先生は、別の小学校へ転任された。

最後のクラスの時、声をあげておいおい大泣きしたのは、うちの子、ふうちゃんだけだったらしい。先生は、特別にふうちゃんを抱き締めてハイタッチをして、クラスの合言葉だった『ピース』を言ってくれたとのこと。

ふうちゃんは、『なんでみんな泣かないんだろう?我慢せんと泣けばいいのに』って不思議がってた。

ふうちゃんと先生の間に生まれ、育まれていた関係性を垣間見た気がした。私たち親は『気にしすぎ』と笑っていたあの頃、ふうちゃんは、本当に誰かに何かを訴えたかったんかもしれん。その心の声を、ちゃんと、先生はキャッチされたんだと思う。特にふうちゃんに対して具体的にこういうことを言いました。こういうことをしました。じゃないけど、先生は分かってくれてる。っていうのを、ふうちゃんは、感じたんかもしれん。

3年生になったふうちゃん。連絡ノートは2年生の時のが沢山余っているので、引き続き使っている。ふうちゃんは、時々、ノートに残っている2年生の時の担任の先生のサインを見ると、胸の奥がくぅーってなるとのこと。ハッと、顔をあげたら2年生の時の担任の先生がいる気がするけど、もう、どこにも先生はいなくて、また涙が出そうになるとのこと。

あー、ふうちゃん。こんな切ない春風が吹いたのは、ふうちゃんにとって初めてだね。

さて、3年生の担任の先生は、ふうちゃんにとって人生初の男の先生。どんな物語になりますやら。

ABOUTこの記事をかいた人

中村泰子

10、7、4歳の三姉妹のお母さん&サラリーマンしています。パパはモッツアレラチーズ職人で福岡県朝倉市秋月で『ピッツアなかむら』をしています。 お母さん業界新聞秋月版編集長。