お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母が追う夢の続き

DSC_0016

仕事を通して出会った素敵なお話を
ぜひ紹介させて下さい。

私がお会いしたその方は、医師で、
お子さんの病気をよくしたいと
長年研究を続けてきていて、
でもそのために、一年の半分は出張、
国内外を問わず飛び回る生活をしてきたそうです。

子どもからみたら、
しょっちゅう不在の母はどうなんだろう?
負担をかけてしまっているのでは?
といった不安もある中、
お子さんは今年高校3年生になり受験生。
そして進路は…
母と同じ大学、同じ学部に決めたそうです。

親を見て、親と同じ道を目指す。
親としては特に勧めるつもりはなくても、
自然と選んでくれたなら、素直に嬉しいもの。

でもそれだけではないのです。

その方は、
長い年月をかけた研究の一端を担っているのですが、
一研究者として関われる年月には限りがあり、
いずれ誰かが研究を継いでくれるかなぁ、
と家で話をしていたら、
高3の娘さん、「私が継ぐよ」と言ったそうです。
子どもからの最大のエール!

子どもや家族に負担をかけているのではないかと
思い悩みながら、
でも好きな仕事を、自分がやりたいことを、
必要だと思う研究を続けてきた人生の先輩と、
その姿をしっかり見ている娘さん。

思わず、お母さん新聞を紹介し、
書かせていただく許可をいただき、
写真まで撮らせていただきました。
働くお母さんの背中、カッコイイ!

ちなみに、この、
世代を繋いで引き継がれようとしている研究、
エコチル調査といい、環境省が2010年に始め、
日本全国で10万組の親と子を13年間追うもので、
調査終了は2027年、研究はその後まで続きます。

最近怒ってばかりの自分が恥ずかしい…。

DSC_0015

3件のコメント

素敵な話ですね。

山中記者、久しぶりにマザージャーナリズムの魂に燃えているようですね。

ちゃんと取材してくれたのであれば、紙面を提供しますので、心して記事、書いてね。

と、プレッシャーを与える藤本さん。

それにしても、調査も気になる。

終了まで待てるかなぁ。命が。

そのときは、お母さん業界新聞で、改めて特集にしましょう。

担当は、山中記者です。

よろしくね。

ありがとうございます。
仕事の話をしに行ったのに、
お母さん大学をその場でみていただき、
さらに記事、写真の掲載にご快諾いただき、
感謝感激です。
MJ魂をオンしてくれる出会いがあって、
これだから人生って楽しいですね。

コメントを残す