お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ラケット折れて、母折れる

娘が部活(テニス部です)でベスト8に入り、県中部大会出場となった。
その試合の翌日、

「ママ、ラケットが折れそうだから、新しいのを買って」

と言われた。
なんでもっと早く言わないんだ?とたずねると

「慣れたラケットで試合に出たかったから。
今新しいのを買えば、次の試合までに慣れるから今欲しい」

とのこと。
なるほど、それはわかる!

じゃ、早くラケットを買いに行かなきゃ。
次の試合まで2週間もない。
と、平日仕事終わりにスポーツショップへ。

娘の希望は、軽くて赤い色。
私の希望は、予算1万円~1万2千円以内。

必要とは言え、急な出費はイタイ(>_<)ですからね(笑)

お店でラケットを物色したところ、
私たち二人の希望に叶うものが少ない。

もっと大きなスポーツ店に行くか?
でも時間ないし…

その中でも娘が「コレがいい」と言ったラケットがあって、
それはかなりの予算オーバー。

「ちょっと…無理」

とNGを出した。
でも…揺らぐ母心。

「え~、じゃどうしようかなぁ?」

娘の言葉と、私の心の声がかぶる。
タイムリミットも迫るなか、パパの判断を!と電話をしたが
こんなときに限って電話も出ない。(パパ休みの日)

迷いに迷っている娘を見かねて、

「いいよ、もう。
そのラケットで」

母折れる…
予算オーバーのラケットにOKを出した。

「ホント!?
ママ、ありがとう!!!!」

そんな嬉しそうな顔見たら、
ま、いいか!って思っちゃうよね。(^^;)

その後、ガット代とグリップ代がかさんで
当初の予算の2倍近くなってしまうなんて、
そのときの私は知るよしもなかったのであった…ちゃんちゃん!

コメントを残す

ABOUT US
杉本真美
中2娘、小6息子を持つ、フツーのお母さんです。 <お母さん大学>に入学したのは、息子を出産した頃。 しっかり子育てしなきゃ!の肩肘張った子育てを、180度変えてくれたのが<お母さん業界新聞>・<お母さん大学>でした。 2011年に静岡県に引っ越し、今は静岡版編集長をやらせて頂いています。 13紙の地域版編集長とともに、静岡県内にお母さん業界新聞とお母さんのココロを広めていきたいです。