この連休中、
「1人でホテルに泊まる」
を実行した。
長男が生まれてから7年、
「一泊でいいからひとりの夜を過ごしたい」
と夫に訴え続けてきた。
しかしなかなか実現されず。
でも、この連休、夫も10連休で余裕があったのか、
「いいよ、泊まってきても」と、
やっと許可が下りた!
うきうきでホテルをとり、
(何かあった時にすぐ帰れるように、隣の市の駅前ホテルにした)
その日が来るのを指折り数え、
当日は、掃除と洗濯まで済ませ、夕方に出発。
さて、どうしよう、
まずはチェックインして荷物を部屋に置く。
ひとりでホテルなんて何年ぶり!
ワクワク落ち着かない心で、無駄にあちこち部屋をチェック。
それから、駅ビルに行き、早めの夕ご飯。
ひとりだから何食べてもいいのに、
なぜかものすごく迷う。
おしゃれなカフェ風のお店で、おしゃれ定食を食べ、
最近なかなか行けてなかったマッサージ屋さんに行って全身もみほぐされ、
ビル内のいろんな店をぐるぐる見て回る。
気がつくと20時。
こんな夜に外出してるなんて!!!
専業主婦なので、夜出歩くこと自体皆無な日々。
夜に駅ビルにいる自分にさらにテンションが上がるが、
あんまり遅くなると怖いので、足早にホテルに帰る。
ホテルに帰ってしばらくすると、
長男から電話がかかってきた。
「お母さんお風呂入った?」
「今からだよ。はるくんは入った?」
「入ったよー」
電話の向こうで、次男が騒いでいる声がする。
賑やかな声がすぐ側にないのが不思議な感じ。
お風呂に入り、
だらだらケータイいじりながら、テレビを観つつ、コーヒーを飲む。
子供の寝かしつけに追われない、自由な夜。
無駄に夜更かしをして、
日付が変わってから寝た。
次の日の朝、
なぜかいつもと同じ時間に目が覚める。
ひとりだとやることがないので、
早々に支度をして、チェックアウト。
朝マックをして、電車に乗る前に夫に「今から帰る」とメール。
最寄り駅で降りると、
夫と子どもたちが車で迎えに来てくれていた。
なんかホッとした。
ひとりの夜は、確かに自由だった。
自分のペースで動ける自由。
だらだら時間も貴重だった。
リフレッシュできた。楽しかった。
子どもがそばにいないと、
「お母さんスイッチ」もoffになるのかなと思ってたけど、
offにはならなかった。
結局子どものこと考えてた。
ありゃー、私もすっかりお母さんが染み付いてるんだな、と痛感した。