お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

コロナ休校を利用して小3長女、自主勉強

寝耳に水だった新型コロナウイルス対策による全国一斉休校の要請があったのが、2月27日(木)の夜。
ちょうど学級懇談があった日で、先生に「学校はいつも通りですよね」と確認し、「そうです」と言われてた日に、まさかこんな事があるとは。
と言っても要請だし、全国自治体によってバラバラの対応になるかと思ってたら、うちの子の学校も3月3日(火)から休校になる事に。
月曜にワンクッションあるという事は、この間に先生がプリントを一杯印刷して宿題が出るんだろうなと思ってたら、意外にも宿題、なかった…。

これはだらけそうと思って、メディアなんかで尾木ママが言うように時間割を決めて生活しようと。
と言っても、がちがちだと続かないので、前日に何したいか聞いて、次の日ゆるめの時間割でする事に。休みが始まってすぐ、小3の長女が一番最初にしたいと言ったのは、紙芝居作り。
ちょうど、私が小学校の読み聞かせボランティアで年度末は紙芝居をする事になっていて、その関係で紙芝居をいくつか借りて来てた事もあって、思い付いたのかと思われる。

その内容は。
「くつ下工場の紙芝居作る!」との事。

小学校の社会見学で行った地元のくつ下工場がすごく印象に残ってるらしく、何度もくつ下工場の話をしたり、近くを通ったら「ここくつ下工場やで」と言う。おみやげにもらったくつ下の製造工程で出る輪っかもそれはそれは大事にしている。

画用紙をあげるという事にしたけど、いきなり描いたら消した時に跡が残るからと裏紙に下書きしてもらう。
その作り上げる工程や、毎日少しずつ根気よくして。
一気にし過ぎてもやっつけ仕事になったらもったいないので、毎日少しずつ。
でも、本当にやりたい事だから苦にならないようで、どんどん絵を描いていく。

文章を書く段階では母も少しお手伝い。
紙芝居では書く順番が絵とはずれるので、クリップで仮留めしておいて、そのページに書くように確認する。

それにしても、工場見学に行ったのは去年だったのによく覚えてるなぁ。
教科書も活用しながら文章を考える。

そして完成!

普段は「勉強嫌い」と言ってる娘、こういう自分で考える事は好きなのです。
これは、社会であり図工でありプレゼンテーション。
本当の勉強って、教科みたいにそれ単体でなく複合的に絡み合ってる。それが自然なんだろうな。
そして、そういう自分で考える学びだと断然モチベーションが上がるみたいです。

ちなみに、くつ下の端材では、こんな髪飾りも作ってます。
これはうさぎのヘアピンだそう。


興味がどんどん広がる自主勉強でした。

2件のコメント

スゴイ!!!! くつ下工場が本当に印象的だったんですね〜
先日、中学校の授業参観に行った時、町の宝や歴史を調べて、
自分で感じたことをまとめ、発表するというのをやっていて、
いい授業するなーと思いながら見ていたのですが、
まさに戸﨑さんの娘さんの学びそのものだと思いました。
「くつ下工場の面白さ、伝わってきましたよーぜひ行ってみたいです!!」
娘さんにお伝えください!!

そうなんですよ~!
これをまだ同級生のお母さんに習い事とかで会えた時期に話したら、「うちの子もくつ下工場、すごい印象に残ったみたい」って言っていました。
たぶん、そういう子どもが多かったんだと思いました。
うちの市内はあまり会社とかなくて、社会見学する所ないと思ってましたが、町の小さな工場の見学が子どもの心にこんなに残ったなんて!行く時に「お母さんも行ってみたーい」って言ってたけど、普段はそんなんしてないから、小学生の特権ですよね。

子どもが自主的にまとめたいっていうのは最高の勉強になりますね。
娘にも、池田さんの言葉、伝えました!見てくれてる人がいるっていうのは娘にも励みになるかも。

コメントを残す

ABOUT US
戸﨑朋子
MJプロ。 12歳(小6)と8歳(小3)の女の子がいます。 子どもが生まれて、今までに感じた事のない気持ちやを感じて幸せだったり、ダメな自分を突き付けられる思いがしたり。 何があろうと思うのは、子どもが生まれて良かった。 色んな思いを綴れたらと思っています。