【Sweet Candyの魔法】バラについて思ったこと

お母さん業界新聞5月号はバラ【ROSE】特集だった。

遠くで暮らす母に電話した時に、バラと言えば何かないか聞いてみたところ、
「あんなもん、虫が付くだけだ。アブラムシがすごい。」
との答え。

私の母は、時々ものすごいクール。現実的。

幼い頃、よく近所のおばさんが家にお茶を飲みに来ていた。
夕飯のちょっと前。お裾分けを持って来たついでにちょっとおしゃべり。
私はそういう大人の話の中に入っているのが好きな子だったので、
いつもテレビをみながら一緒におやつを食べた。

その日は、
キャンディキャンディの再放送を見ていた。
話の内容なんてほとんど理解していないくらいの私だったが、
一緒に見ていたおばさんが言った。

「ああ、おばちゃんもこんな恋がしてみたかったわ…」

私は、びっくりして、
当時、愛だの恋だの言葉に出すのも憚られるというか、
しかもこっちは子どもだけど、という意識もあって、
でもおばさんに何か反応しないと、と思って、愛想笑い。

今思えば、
あのシーンは階段で、テリーがキャンディを追いかけて後ろから抱きしめるシーン。
今思えば、
ものすごくクライマックスな場面。

私にとっては友だちのお母さんだし、
母にとってはママ友。
でも、ああいう言葉が、半分冗談でも、
しかもまだ子どもだった私に対して出てくるというのが、
なんか素敵な人だなと思うのだ。

私の母からは、絶対に出てこない言葉。

母も尊敬できるし素敵だと思うけれど、
こういう大人の方たちと過ごせた時間も自分にとっては大事なのではないかと思っている。
地域には色々なおじさんやおばさんがいたし、友だちの親もどんな人かだいたい知っていたし。

藤本学長から「バラ」と言われて私の頭の中に思い浮かんだのが、
キャンディキャンディという伝説の少女漫画に出てくる、
「スイートキャンディ」という架空の品種であったことが物語っていないだろうか。

子どもと接する大人はなるべく多くて色々なタイプがいいと思う、
家族以外に会うことの許されない、今だから余計に想う。


これは、近所で昨日撮影したバラの花。
スイートキャンディは絶対にピンクだと思うから。イメージ。

ABOUTこの記事をかいた人

植地宏美

2019.10月創刊、横浜版編集長。新米だからこそ怖いものなし! 3人の子育て中、シングルマザーです。 楽しいこと、好きなこと、なんでもやってみないと! 子どもたちにもそうあって欲しいと願う、毎日。