お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

やってくるかなサンタクロース

ワクワクのクリスマスですね。

どんなプレゼントがもらえるのか、楽しみにしている子どもたちも多いと思います。

わが家も今でこそ、ちょっとしたプレゼントを準備していますが…。

当たり前のように、プレゼントをあげる、もらえるクリスマスが
私には違和感で、不思議で、仕方ありませんでした。

「こんなん企業がしかけたクリスマス商戦にのせられてるだけやーん」と
斜めに見ている自分もいました。

私にとってクリスマスは幼稚園行事の一つ。

キリスト教の幼稚園に通っていたので、キリストの誕生劇に出演したり、
卒園後も礼拝に参加して、プレゼント交換するというのが恒例。

一方自宅では、
「わが家はキリスト教ではないので、クリスマスはうちにはありません」と言う父。

クリスマスケーキは母がつくってくれて食べていた気もしますが、
これといって特別なパーティをしたこともプレゼントをもらった記憶もありませんでした。

なので、子どもができてもプレゼントをするという思考にすぐなれかったのですが、
なぜ、あげるようになったかというと・・・。

長女が年少の頃、幼稚園の連絡帳に「池田家にはサンタさんは来ないのですか?プレゼントの話をしているお友達の間でカレンちゃんが寂しそうでした。特別なものじゃなくていいので、よかったら準備してあげてください」と書いてあり、慌てて準備をしたのが最初。

子どもたちが通った園もキリスト教の園なので、
クリスマスの劇があったりといろんな行事ごとがあります。

その中で、

「人が喜ぶことを、コッソリとするのがサンタさん。だれでもサンタさんになれるんだよ」と教えてくださり、親にも子どもから手づくりのプレゼントを準備してくれていました。

子どもたちが、自分でつくったプレゼントを、
トイレに置いてくれていたり(私たちにはわかるのですが自分ではコッソリしたつもり)
「コッソリしなきゃいけないからおしえなーい」と言いながら、
私がどこか行く素振りをして、テーブルの上に置いてくれたり、

子どもなりに、どうしたら私が喜ぶのか考えているときの表情がなんとも言えず、
モノももちろんですが、その気持ちがやっぱりうれしくて、

そうか。クリスマスプレゼントをするってこういうことなんだと
子どもから教えてもらい、

プレゼントをあげる、あげない、みんながするからしなきゃとかではなく、
大好きなわが子が喜ぶ顔を、サンタさんに力をかりて、
準備する過程から楽しめて、見ることができるって素敵だなと思うようになったのでした。

やってくるかなサンタクロース。
笑顔になれるひと時が、みんなに訪れますように。

*画像は真之介がサッと朝から作ってくれたサンタさんシリーズ。
人の気持ちって、こういうことで嬉しくなりますね。

 

 

2件のコメント

私が小さい頃は、クリスマス前になるとおもちゃの広告が入るようになって、選んで親と一緒に買いに行ってました。
そんな中、サンタさんの存在を信じてるいとこが純粋でなんかいいな~って。
大人になったら、子どももそう信じてほしいなって思うようになりました。

サンタさん、中学生になったら来ないよ
我が家です。
でも二女が中学2年生の時に、ツリーの下においてあった、サンタへの手紙とお土産(ハーバリウム)と飲み物。
思わず準備してあげました。

そして先日、中1になった弟に、なんでお手紙書かなかったの?サンタさん来てくれるのに…にだって。
マジで?

マトリョーシカサンタの折り紙、心躍りました。

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ