お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

MJ講座に参加したお父さん

お父さんが参加、お母さんだらけの世界に入る勇気にまずは拍手を送ります。
長い間、男の仕事だと思い込んで女性は男性の補助の役割意識をもたされてきた職場内役割意識。
それと同じことが子育ての役割意識の中にも反映されてきたはずです。
ところがそれを問題提起され出してから、ちょっとまた勘違いも出ているところがあると私は感じます。

女性はお腹の中で10ヶ月の間、すでに不安な部分も含めて出産に向けて準備をはじめていくのですが、
男性も一緒に沐浴の仕方など学んだとしても女性とは違う感覚しかわかりませんよね。
すでに感覚的に10ヶ月の遅れがあるのですから、産まれた瞬間母になったという実感が沸き起こる妻に対して、目の前の我が子を不思議そうな感覚で見ることしかできない夫のはずです。

「一緒に子育てを」が宣伝されはじめたことで、妻は勘違いをしてしまうことがあるのだなと思いました。
女性は自分が長年してきたことは、相手も見たらわかるはずと思うのもたくさん出てきます。
見てもいないという不満もそこに追加されて妻のイライラは増えていくのです。
私は役割分担夫婦を長年やったので、夫に期待はしなかったから見えてくることもありました。
夫と妻が長い間違う世界でしか生きていなかったことを。
お互いに教え合いをしなければ不毛の戦いになりかねないことを。
教え合いしながら自分のやり方にこだわるとうまくいかないことを。
折り合いの付け方を学ぶのが子育ての中に詰まっていると思うのです。

慣れていない世界では、最初はお手伝いからしか始まりません。
そう、子どものお手伝いの世界につながりますよね。
信じて見守る世界で失敗しながら上達していくのです。
お父さんがお父さんとして大事なことを学んでもらために、お母さんは信じて見守ることも大事ですね。

母の湯、父の湯でそれぞれが癒し合いをできたら、最後に混浴の場ができるといいなと思いました

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池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中