不格好な子育てを 不格好なひと針に

娘をつい怒鳴ったり、
冷たい態度をしたあとの
心にモヤがかかって拭えないあの感じ。

とても心地が悪い。

そんなとき、私は決まって手を動かす。
食材を整理したり、洗面台を磨いたり、
手当り次第片付けたり。

そんなことをしているうちに
娘と私の間に空間ができて
その空間へごめんねと投げてみる。

その頃には娘の中から「今はお母さん怒ってるモード」は消えていて
娘は、くらげのような膜を張った娘ワールドへ入り込んでいる。

今日は、幼稚園で使うタオルに名前を刺繍した。
ペンで書くスペースが無かったからだが
久々にチェーンステッチをした。

タオル地にする刺繍は、
綿の生地にする刺繍より
細かい下手っぴをごまかせて良い。

チェーンステッチを、
キュッと締めながら刺すより
緩さを残して縫う方が形になりやすい。

子育ての後悔も失敗も、
こんな風にクチャっと生地に隠して、ごまかせたらいいのに。
緩さを残すことを自分に許可できると、
もっと柔らかく、やさしくなれるのにな。

張り詰める時間や暮らしじゃなくて、
タオル地のように、包めるひだが欲しい。

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◇MJプロ ◇神奈川県横須賀市在住 ◇1人娘のお母さん ◇わたし版「pokke版」 ◇夫は10歳年上 ◇放課後児童支援員 ◇『お母さんのことはお母さんに聞こう』が私のお母さん大学キャッチフレーズ ◇「母時間ラジオ」パーソナリティ