お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

初めての日

(ニラの花とちょうちょ)

一歳の女の子が、お山に遊びに来てくれた。

コロナ禍で、あまりお外に連れ出せてないと、お母さん。

靴を履いて歩けるようになったばかりの女の子は、お山の家の周りを、手を引いてもらって何度も何度も歩いてまわる。

そのうち、ちょうちょを見つけ、女の子は、目で追い、

花から飛んだちょうちょに、拍手した。

女の子が、ちょうちょを初めて見た日。

そして、私が、ちょうちょを見て拍手する人に初めて会った日。

ちょうちょって、飛ぶのが当たり前で、拍手しようなんて思ったこともなかった。

当たり前の中にある深い意味と素晴らしさを教えてもらえた素敵な初めての日。

 

4件のコメント

よく「もう一度子どもの感覚に戻りたい」と思いますが、
やっぱり戻りたい。
蝶々に拍手するなんて、だから虫や動物は子どもが好きなのですかね、たくさん感動してくれるから。
そしてその拍手を見逃さない高木さんのやさしさに、ほろりとする朝です。

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ABOUT US
高木真由美
社会人になった子どもが2人います。 お山で主人と2人暮らし5年目進行中。 お母さん業界新聞全国版を毎月読んで、考えるきっかけを頂いています。 よろしくお願いいたします。