お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

虫食い本棚と、帰ってきた子どもたち

感染者の増加に伴い、
夏休みの後半から
市内の図書館や大きな公園が、一時休館、休園になった。

これはイタかった。
もう逃げ場は近所の公園しかない。

とは言っても残暑厳しい中、
子どもを外へ連れ出せるのは、
ほんのひととき。

それが先日、ついに再開となった。

思わず娘を、夕方の図書館へと連れ出した。

子どもの本コーナーは、
跳ねながら絵本を選ぶ人、
寝そべってお気に入りを読みふける人、
たくさんの、小さな人の楽園になっていた。

そこへやって来た職員さんが、
入ってくるやいなや叫んだ。

 

「え!おいしいコーナーが!」

 

驚いて私も目をやると、
秋のおいしい食べ物の絵本コーナーが

まるで葉っぱが虫食いになったかのように
すっからかんになっていたのだった。

 

図書館を愛してやまない子どもたち。
どんなにか寂しかっただろう。

再開に伴い、子どもたちにお披露目となった
新しいコーナーは、
小さな人たちの栄養となっていき、
そしてまた、職員さんによって
実をつけていた。

職員さんの補充の手早さが、
私には、子どもたちが図書館へ帰ってきたことへのうれしい気持ちの表れのように映った。

 

大人たちの決めたことを
受け入れてくれてありがとう。
お待たせしました。
たっぷり召し上がれ!

 

【ちょっとこぼれ話】

前日に野菜を買わせてもらった農家さんのご主人も
お子さんを連れて図書館へ来ていた。

「やっと開きましたね。」

お互いにホッとした気持ちを交わす。

娘のお腹の栄養を作ってくださる農家さんも
心の栄養をもらっているのかな。

 

※今月のわたし版にも載せています。

2件のコメント

えー、図書館と大きな公園が休みになるのはつらいですねー。
うちの地域は、図書館はやってました。一番厳しい時は図書館入った所に職員さんがコーナーを作っていて、予約図書だけ受け取れるようにしてました。
おいしいコーナー、虫食い、めしあがれ、なんかこのキーワードが絵本の中の世界みたいです。
まだまだ日常という感じではありませんが、少しでも日常が戻るとほっとしますね。

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