お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

引き継ぐ想い

娘と喧嘩して、イラっとする中スマホ見て写真を見返した。

少し前のことを思い出す。

6歳の娘が今年の春、子ども園を卒園した。

卒園式の日、どうしても着てほしかった服を着てもらった。

私の母が、娘が生まれた時に実家から持ってきた紺色のワンピース。

「これ、あんたが着てた服やで!女の子やからいつか使うやろ!」

〇十年前に、私が親戚の結婚式で着たことがあるワンピースだった。

物持ちの良さに驚いたと共に、着させてほしいのかなとも感じた。

それから6年。

娘がこのワンピースに袖を通してくれた。

関西の某有名子供服ブランドのシンプルなデザイン。サイズもぴったり。

とっても似合っていて、写真を撮って母に送った。

似合ってるやん!と喜んでくれたようだった。

自分が着ていた服を着ている娘を見て、

私の想いや母の想いを引き継いでくれた気持ちになった。

フリフリの白いワンピースじゃなくてごめんね。

でも、このワンピースを可愛いと喜んで着てくれてありがとう。

あ~。思い出して嬉しくなった。

明日、朝、仲直りしようかな。

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大塚未希
大阪出身、徳島のちょうどいい田舎、阿波市在に住んでいます。 5歳の娘と2歳の息子の二児の母。 元幼稚園の先生で現在は手形アート講師としても活動中。 子ども大好き!でも、自分の子どもを育てるのは難しいなあと日々育児に奮闘しています。