お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

2年生と5年生の不思議な関係

5人子どものいる家庭のひとり・5年生のHちゃんと一人っ子の我が娘・ひびき(2年生)。
ここ数か月、めちゃくちゃ仲良しになった。

きっかけは5人のうちの唯一の男の子・Rくんがひびきと同級生で、春を過ぎた頃、Rくんが我が家に遊びに来ていたことだった。

お姉ちゃんとして、Hちゃんが「おい、R!帰るぞ!!」と家の外から叫んでいたことを覚えている。が、どっかのタイミングでHちゃんに「家に入っていいよ」と私が言ったのだろう。RくんとHちゃん、それに末っ子のKちゃんまでも、我が家で遊んでいる写真があった。

夏もよく遊びに来ていたRくんとHちゃん。海水浴、何回一緒に行っただろうか。

秋になり、Rくんは近所に同級生の男子仲良し友達ができたらしく、我が家から離れていった。

一方、Hちゃんは「お泊りしたーい」。

ひびきも「一緒に寝たーい」。

おぉ、そうか。

ま、ひびきが楽しそうだし、Hちゃんも確かにうちに泊まりたそうにしているし、「オッケー」。

ここからだ。

次の日は一緒に島へ遊びに行ったり、なんやかんや、しょっちゅう一緒に遊ぶようになった。

Hちゃんは塗り絵がめちゃくちゃ上手だった。工作がとても好きだということに気づく。

山も一緒に登った。

登ったすぐ、

「明日も山登りたい~!!」とHちゃん。

Hちゃんのお母さんは「シングル」。日々仕事で、帰宅も遅い。土曜日も仕事で、日曜はせっかくのお休み、そりゃゆっくりしたいよね。
Hちゃんのお母さんの立場で考えてみれば、気持ちは十分に想像できる。

だけどきっと、Hちゃんはもっと誰かと遊びたいのだ。
5年生になると学童も使えないから、授業が終わればまっすぐ帰宅。
だけどお母さんはいない。おねえちゃんたちは部活やバイト。

だから、我が家が居場所になっている。そして休日の遊び方も、アクティブな遊び方が実はすごく刺激的で楽しいようだ。

ひびきのわがままにも、年上ということもあって、つきあってくれる。

「他人の子」だし、外出先ではやはりそれなりに私も気を使ったりするので、「頻繁」となると疲れるのも事実なのだけど。

先週末だって。金曜日の夜、Hちゃんが我が家に泊まり、土曜日も夕方まで一緒に遊んだ。

翌日曜日は、私とひびきは「カレンダーづくり」というイベントを申し込んでいた。

「明日もいっしょに遊びたい」というひびき。

「カレンダーづくりだよ」(私)

「Hちゃんと作りたい」(ひびき)

うーむ。

ま、ひびきが楽しそうだからと、私の申込の分をHちゃんに回せばいっか。
日曜日、Hちゃんも一緒にカレンダーづくりに参加した。

子どものチカラ、二人いたことのチカラにけっこう感動してしまった時間になった。

https://note.com/naho1222/n/n5cdb3212fa38

(記事を別途書いています)

結果、めちゃくちゃオーライだった。むしろこっちで良かった。

「ひびきちゃんと家族になりたーい」

「大きくなったら一緒に暮らしたい」とか(本気で)言ってくれる。

 

ま、持ちつ持たれつ。

これでいいのか、と思う。この関係も、やがて変化していくこともあるだろう。

「いま」がふたりにとって楽しいなら、私は「見守る人」でいよう。

今日も放課後、こんな感じで暗くなるまで我が家で遊んでいる二人である。

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白川奈保
埼玉出身、2013年~香川へ。介護職の夫と、小学生の娘と、インコのとっちゃんと暮らす。 日常は、介護、医療、福祉に関するフリーの物書きとオーガニックなお店の店員。 好きなもの:沖縄、南米、高校野球、音楽いろいろ。 FB、物書きとしてのネームは「向田奈保」です。