お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

10月14日は「鉄道の日」。子どもと電車体験をするということ。

▼車内に居合わせた親子。お母さんはベビーカーの子どもにスマホをポンッと与え、話しかけるでもなく知らん顔。映っていたのはアニメ動画だろうか。マナー問題はあるにせよ、せっかくの電車体験なのに…。

▼「ガタンゴトンだね~」子どもを抱っこして電車を眺めた日が懐かしい。発達心理学ではこれを「共同注意」といい、他者(親)と同じ物を見る、他者(親)が興味を持っているものを一緒に見ることができるという大事な能力で、この能力は「共感」という他者との関わりの一番の基礎を支えているそうだ。

▼安西水丸さんの『がたんごとんがたんごとん』は、子どもを膝の上に乗せて読んでほしい絵本。お母さんと一体となってリズムを感じる楽しさが想像力を膨らませる。線路脇で電車を待って、大きな電車に「コワいけどワクワクする」感覚を持つこと、実際に電車に乗って、揺れやリズムを体感することも大事な経験。自分が電車になってレールに見立てた線の上をガタンゴトンと言いながら歩く姿は成長の通過点。

▼10月14日は「鉄道の日」。全国各地でさまざまな催しが行われる。鉄男鉄子になって、秋の一日を子どもと一緒に楽しんではいかが。

※鉄道の日にちなみ、お母さん大学絵本チームがおすすめする
「電車のえほん」はコチラ。

(お母さん業界新聞1710/苺一絵)

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編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。