お母さん大学の本部、横浜みなとみらいの「ワーホプレイスとらんたん」に集まった6人のお母さん。企画したのは「ハハコモ手帳の会」のリーダー松山美奈さん。手帳が大好きでつながった皆さんだが、この日は手帳ではなく、新聞づくり。さて結果はいかに? じゃーん。2時間後、見事に全員が「お母さん業界新聞わたし版」を完成。さらに「お母さん業界ラジオ」の収録までやってのけた。お母さんはスゴイ!

「お母さん業界新聞わたし版」は、お母さん一人ひとりがつくる新聞。別名「わが子へのレポート」というが、わが子を思わなければ書けない唯一無二の新聞だ。スマホやITの時代に、なぜ今、新聞なのか。
なぜなら、お母さんには「お母さん」を感じる時間が必要だから。
働く社会になって、毎日時間に追われているお母さんが多い。働くことは大事なこと。だが、わが子との「今」は二度と戻らない。だからこそ、月に1度、わが子を思い、ペンを持つ時間をつくる。その時間が、母と子の宝物になる。
ペンを持ち、自分と向き合うことで頭と心の整理ができる。さらに、5年、10年、20年後も、永遠にあの日の「私」を思い描くことができる。母ゴコロを綴ることは、まさに「母歴」の一ページをつくることでもある。
わたし版は、お母さんを孤立させないツールにもなる。書いた新聞をお母さん同士で交換し、お互いの子育てを知り、学び合うことで深くつながることができる。
お世話になっている保育園の先生や、会えば声をかけてくれるご近所さん、離れて住む祖父母や親戚にも新聞を配る。みんながわが子の成長を見守ってくれる。
お母さん大学では今後、このわたし版を、ハハコモプロジェクトとして、自治体や企業の育休中のお母さん、お父さんたち向けのプログラムとして提案していく。
この日参加した5人のお母さんは「わたし版フォーマット」を使い、新聞を完成させた。「はじめての○○」「お母さんは○○です」「わが家のベスト3」「うちの子最高!」「私の夢」などコーナーを埋めていくと、一枚の新聞が完成する仕掛けになっている。
毎月書くことで、わが子の成長を楽しみながら季節を感じ、子育てにゆとりが生まれることだろう。「お母さんがペンを持てば、笑顔になれるよ」と、実証してくれた松山さんと仲間たちに感謝!
(編集部)







お母さん業界ラジオ収録
新聞を完成させた母たちへの次のミッションは、ラジオ出演だった。「今日はシナリオはありません。それぞれに、今つくった新聞について話してもらうので、全員できちゃいますね」と笑顔で話すパーソナリティの松山さん。女子大生のようなノリに、笑い声が炸裂した。
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