お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

10月4日は「ロールキャベツの日」手間を抜いた分、子どもとの会話を。

10月4日は何の日? …はい。答えは「ロールキャベツの日」
折しもSNS上では、「手抜きか手間抜きか」論争が勃発。
ロールキャベツのリーディングカンパニー、ヤマガタ食品の上窪清治社長に、
ロールキャベツやお母さんたちへの思いを聞いた。

できたてホヤホヤ
「ロールキャベツの日」

ヤマガタ食品株式会社(沼津市)は新たな記念日として、「10月4日=ロールキャベツの日」を申請、日本記念日協会はこれを認定登録した。

福沢諭吉が創刊した日刊新聞「時事新報」には、献立紹介コーナー「何にしよう子(か)」があったというが、1893年10月4日の献立として、ロールキャベツの原型となる「キャベーヂ巻き」が日本で初めて紹介されたことに由来。よりたくさんの人に、ロールキャベツに親しんでもらうことが目的だ。

手抜きか手間抜きか
ツイッター論争

コロナ禍の自粛生活の中で、家事・育児に悩まされたお母さんたち。掃除・洗濯もさることながら、「三度の食事の支度」への悲鳴も大きかった。

8月になってもコロナ不安はおさまらず自主自粛が続く中、あるお母さんのツイッター投稿が大きな反響を呼んだ。

――夜ご飯しんどくて冷凍餃子にしたの。 長男が『ママ餃子美味しい!』って喜んでたの見て旦那がすかさず 『手抜きだよ。これは れ い と う っていうの』 この人ポテサラじいさん予備軍みたい~。――

冷凍餃子を囲む家族の食卓を怒りの気持ちを込めて本人が投稿。”ポテサラじいさん“とは7月に別の女性が投稿した、こちらのツイート。

――「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」の声に驚いて振り向くと、惣菜コーナーで高齢の男性と、幼児連れの女性。男性はサッサと立ち去ったけど、女性は惣菜パックを手にして俯いたまま。私は咄嗟に娘を連れて、女性の目の前でポテトサラダ買った。2パックも買った。大丈夫ですよと念じながら。――

ポテトサラダを買おうとした母親と男性の声、そして自らがとった行動を表現した目撃&アクション投稿だ。

どちらもリツイートは数万件、いいねは数十万件に上り、多くが「同感」の声だった。が中には「反論」する人もいて、人々が持論を展開。またそれを受けた食品メーカーが、冷凍餃子を食卓に出すのは「『手抜き』ではなく『手”間“抜き』ですよ!」とツイッターで訴えると、反響は拡大した。

確かに総菜や冷凍食品などを使わない手作り派もいるが、料理には時間と手間がかかり、手間をかけることを「楽しい」と思う人もいれば、「苦痛」と感じる人もいる。

冷凍食品メーカー
ヤマガタ食品の願い

ヤマガタ食品の上窪清治社長に話を聞いた。

「お母さんのお手伝いがしたい、食卓に笑顔をお届けしたい、との強い思いから、50年前に手がけたのがロールキャベツでした。キャベツと食肉という栄養バランスに優れた食材。保存料を使わない。忙しいお母さんの手間を省き、簡単便利に調理できる。家族が喜んでくれる味…冷凍ロールキャベツ開発のきっかけでした。賞味期限は約1年。キャベツは旬の栄養価を保ち、安定価格で一年中販売しています。日々の食生活に存分に活用いただきたいと思います」。

改めて、ヤマガタ食品が、「ロールキャベツの日」を通じて「冷凍のロールキャベツで手間を省き、わが家の味として楽しむことが できるように」と願う背景が見えてきた。

子育てや仕事をがんばるお母さんたちに向けて、こんなメッセージもあった。

「私たちはお母さんに代わって手間をかけ、急速凍結技術によって、作りたてそのままの状態をお届けしています。手間が抜けた分、ゆったりと私時間を持つもいい、休んでもいい。何より、お子さんやご家族との会話やコミュニケーションの機会が増えれば最高です」。

ロールキャベツについて
お母さんたちに聞いてみた

「手抜き」の意味を考えると、人の感覚ほど曖昧なものはない。たとえば味噌汁なら、味噌や豆腐は購入しても自分で作ればよくて、インスタントを買えば手抜き? ドレッシングやポン酢も手作りにこしたことはないが、市販のものを使っている人も多いはずだ。

お母さんたちに聞いてみると、「餃子やハンバーグは作るが、シウマイやロールキャベツは作らない。野菜炒めの素は使わないが、麻婆豆腐の素は使う」などが大半だった。

続けて、ロールキャベツについて尋ねたところ、「正直面倒…」「一度も作ったことがない」といった意見もある中、「冷凍ロールキャベツを愛用していますが、コンソメ味、カレー味、味噌味と気分でスープの味を変えています。お弁当に入れても好評です」と、ロールキャベツ愛たっぷりのお母さんもいた。

「軽井沢のホテルで食べたフランス料理のロールキャベツはもう一度食べたい味」「昔から母の得意料理でした。子どもの頃の誕生会はいつもロールキャベツ、夫をはじめて家に連れてきたときもロールキャベツで歓迎してくれた。その味を再現したいけどまだまだです」という素敵な思い出も寄せられた。

お母さん大学サイトの中に、「ロールキャベツ」の記事を見つけた!

息子のためなら、ロールキャベツ

作文コンテストの開催と
インスタグラム開設

現在「ロールキャベツの日」の普及を目的に、小、中学生を対象にした「ロールキャベツ作文コンテスト」を開催中(10月末〆切)。

それを受けてお母さん業界新聞では、「ロールキャベツ」へのお母さんの思いも投稿させて!と「お母さんの部」特設を提案、お母さん特別賞を設けていただいた。応募の詳細は小、中学生に準ずる。お母さんは、手書きでも、入力でもOKです。(←追記しました)
お母さん特別賞は、Amazonギフト券3万円!

ということで、お母さん記者の皆さん、同時に開設された公式インスタグラムをフォロー、その上でペンを持って投稿をお願いします!

(お母さん業界新聞編集部)

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ABOUT US
編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。