お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

親子100組でごった返す乳幼児健診

アフリカの乳幼児健診は並びません。

青空の下、我先に体重測定や母子手帳への記録をしてもらおうと、100人を超える母たちの熱い戦いが繰り広げられます。

そのため頻繁に測定ミスが起こり、栄養失調児が見落とされてしまうこともあります。

子どもは1家庭に最低3人から、多くて6、7人。

お母さんたちは子どもの世話や家の仕事で忙しく、さっさと健診を終えて帰りたいという事情があるようです。

日本では並ぶ=待つのが当たり前。

でも、世界では当たり前ではありません。その日本の当たり前が、実は子どもの健康につながっているのです。

(アフリカ・マラウイ/庄田清人)