お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

11月22日は「いい夫婦の日」&「ボタンの日」

▼11月22日は「いい夫婦の日」であり「ボタンの日」でもある。11月号MJ30のお題は「夫婦」だが、夫婦解消に至る理由は、「性格の不一致」がトップ。「小さなボタンのかけ違いからすれ違ってしまった関係を修復することができなかった…」とは誰かの離婚会見。

▼微笑ましいのは、幼子のボタンのかけ違い。成長の過程で皆通る道。子育て中は、何でも早くと、つい願ってしまう母心だが、無心にボタンかけに挑戦する姿や、かけ違いのおかしな姿など期間限定の今を楽しむ余裕を持ちたいもの。

▼卒業式の「第二ボタン」は、心臓に一番近い位置にあるからという。集合写真の中の憧れのキミは、第二どころか学ランのボタンが一つもなくて、憧れが憧れで終わった切なくて懐かしい思い出。

▼「卒業式の第二ボタンの風習」を知っている人は10代でも9割に上るが、経験したことがある人は30~40代では3割近いのに対し10代は1割にも及ばない。

▼文化の様変わりはIT化にも因る。LINEで告白がゲーム化。何でもポチッは便利だが、人生はボタンかけのような小さな挑戦と克服の繰り返しであると伝えたい。

(お母さん業界新聞1711/苺一絵)

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編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。