お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

なぜ笑うのか?

シングルファザーで、9歳の息子と生活をしています。

息子とのテレビタイムは、親子の大切なコミュニケーションの時間。

アラフォーの私は、『ドリフ大爆笑』『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『ダウンタウンのごっつええ感じ』など、
バラエティ番組全盛ともいわれる時代に、幼少期から青春時代を過ごしてきました。
お腹を抱えて笑い転げ、持病の喘息発作が出ることもしばしば…。

しかし、あるときからわが家では、あまりバラエティ番組を見なくなりました。
きっかけは息子の一言でした。

テレビを見ながら笑う私に、「お父さん、これってさ、この人をバカにして笑ってるっちゃろ? 俺はイヤだなぁこういうの」と。
その日から、バラエティ番組がわが家のテレビで流れることは少なくなりました。

近年、好きな芸人ランキングで「サンドウィッチマン」が上位になっています。
理由に「誰かを傷つける笑いではない」が挙がっていました。

昨年の『M-1グランプリ』においても、「相手を否定しないツッコミ」の「ぺこぱ」が上位になりました。

息子やその友人を観察していると、誰かと自分を比較し、優劣をつけることがありません。教えられることなく、ダイバーシティ的感覚を備えている気がします。

むしろ大人が比較や優劣を植え付けてしまっているのだろうと、息子から学び、反省した出来事でした。

ちなみに、最近一緒に見るのは『スカッとジャパン』。
TVを見るというより、紹介されるエピソードに対する息子のリアクションを見て楽しんでいます。

(下楠薗 康司)


(お母さん業界新聞ちっご版Vol.60 2020年2月号 3面 リレーコラム こんにちは お父さんです!)

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安達真依
お母さん大学久留米の事務局長☆あだっちゃんです。 旦那さんの実家に完全同居。 嫁姑問題に立ち向かいながら、同居のいいとこ探します。 元気な9歳11歳13歳の息子3人。親離れを感じ始めています。 #同居嫁、#年の差婚、#男児3人、#不登校、#PTA役員、