お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

同居もいいですよ

私は肉屋&惣菜屋の二代目です。父が肉、母は孫守り時々惣菜、私は肉と惣菜、妻が惣菜を担当する、家族で営むお店です。

子どもは小3男子と小1女子、年長男子の3人で、三世代同居の7人家族。妻の実家も歩いて5分と近いので、今の核家族社会の子育てとはだいぶ違っています。

同居の良いところは、常に誰かしら子どもの相手をしてくれること。雨の日の朝、私は配達に出て忙しいのですが、父が小学校へ連れて行ってくれます。また私たちが知らない草花を母が教えてくれることもしょっちゅうで、大人が多い分だけ知識は増えると、ありがたく感じています。

先日のこと。子どもたちが就寝後、シーンと静まり返る部屋にいて、夫婦2人だけの暮らしなら、きっと笑う回数も少なかっただろうと思いました。父母が元気でいられるのも、私たち夫婦が仲良くいられるのも、同居だからだと思っています。

高学年になると、親と一緒にはいないと聞くので、それまではしっかり遊んでもらおうと思います。と言いながら、先日本気で追いかけっこをしていたら、ふくらはぎに大きな石をぶつけられたような痛みが走り、何かと思ったら、肉離れをおこし、足がパンパンに腫れていました。準備運動は必須ですね。

子どもたちには、何事も自分で考え、判断できる大人になってほしい。モットーは「叱るときはしっかりと」。ですので、怖がられる損な役回りです。好き好き度は「お母さん9対お父さん1」と言われていますが、これでもできるだけ関わっているつもりなので、70点くらいは評価してもらえるとうれしいのですが。

上嶋康敬(久留米市)
上嶋康敬さんの営む上嶋肉店インスタグラムはコチラ

(お母さん業界新聞5月号 パパスタイル掲載)

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ