お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ブンナ役の逢笠恵祐さんに「10の質問」

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劇団青年座第229回公演
「ブンナよ、木からおりてこい」が
やっと東京で観られます。

ブンナといえば、水上勉さんが
「母から子へ読み聞かせてほしい命の物語」と残し、
お母さん大学では
百万母力「ブンナプロジェクト」として伝えています。

2014年の「親子でブンナ公演」に続いて
まもなく始まる東京公演(10/19~22新国立劇場)での主演、
トノサマガエルのブンナ役の逢笠恵祐さんに、
「10の質問」をしてみました。

    役者になろうと思ったのはなぜですか? はじめて演じたのはどんな役? 思い出深い役があったらおしえてください。

中学生の時の芸術鑑賞で、演じることに興味を持つようになりました。

その日以来、学校が休みの日曜には毎週近所の映画館に通っていました。

思い出深いのは、現在演じているブンナというトノサマガエルの役ですね。

人間以外を演じることはなかなかないのでとても面白い経験をさせていただいてます。

 

    役者として、これまで演じた役(作品)と「ブンナ」との違いについておしえてください。

番大きな点は、蛙を演じるということですね。人間には無い動きをするのでそこが難しいです。

実際に蛙を飼って観察したり、先輩に動きを見ていただいたりして研究しています。

 

    歴代のブンナではなく、自分らしい「ブンナ」ってどこですか?ブンナを演じるため、心がけていること。

自分らしくと聞かれるとわからないですが、ブンナは大きな理想を持って、椎の木に登ります。

そのブンナの想いをストレートに表現するよう心がけています。

    130回も演じてきた中で、「役の中のブンナ」として、またプライベートを含む逢笠さんとしての「変化」ってありますか?

ブンナを演じて6年目になります。身体的なところは、普段使わないような筋肉がつきました。

みんなでブンナ筋と呼んでいます笑

あと、最初はブンナの目線だけで考えていたものが、沢山の登場人物の目線で考えられるようになりました。

6年という歳月で僕も大人になったんでしょうか(笑)

 

    役者に必要なもの、3つ挙げてください。

すみません、よく分かりません。

 

    舞台は、裏方を含め、いろんな人たちがいてできているものだと思いますが、「演者」であり続けたいですか?

 

青年座の公演では、若手の役者が舞台仕込みをやったりするのですが、スタッフさんたちの技術は凄いです。

僕はこれからも舞台上で役者として自分を磨き続けたいですね。

 

    いつも台詞はどこで、どうやって覚えるのですか?

 

いつもは本を読んでいるうちに大体は覚えてしまいます。

難解なセリフなどは、生活しながらブツブツと喋りながらおぼえます。

外でも1人で台詞を喋ってるので、口元が見えないようにマスクは必須です(笑)

 

    これからの目標、夢があればおしえてください。

 今の旅公演を無事に終えることが一番の目標です。そのあとはまたお仕事のご縁があったらうれしいですね。

    2012年の親子公演では、子どもたちが舞台に熱中し、最高の舞台になりました。今回も、小さい子たちが舞台を見るということについて、どう思いますか?

あの時は本当にありがとうございました。

小さい子にはたくさん観てもらいたいですね。

僕も小さい頃に観た舞台を今でも覚えています。

たくさん良いものを見て、感じて、吸収してほしいですね。

 

    子どもやお母さんたちへ、メッセージがあればお願いします。

1019日から新国立劇場で
「ブンナよ、木からおりてこい」の公演があります。
年月を重ねてパワーアップしたお芝居をぜひご覧ください。

また、皆さんのお会いできることを楽しみにしています。

★「ブンナよ、木からおりてこい」詳細はコチラ
※お母さん大学チケットは、お母さん大学へお申込みください。

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ABOUT US
編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。