お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

さようなら、おっぱい②

「さようなら、おっぱい計画」の1日目

1日目の内容は、私が寝かせるのでなく夫が寝かせることで物理的におっぱいがない環境を作ることだった。

だから、夫の協力が必要不可欠なため金曜の夜に決行することがベストだったが、なぜか私が卒乳の計画を夫に話したその晩(水曜日)から勢いで始まっていた。(後で夫は後悔することになる。)

ネントレの本には『お父さんに任せて、お母さんは外出して♪』なんて書かれていたが、

平日にそれは気が乗らず、まずは暗い部屋で授乳するのでなく、やや明るいリビングで起こした状態で授乳後、寝室で寝かせることにした。

息子には「今日からおっぱいでは寝ないからね~夜もあげられないから、頑張るんだよ~」と一応話す。(息子は、なんのこっちゃか?という表情)

もちろん、寝室に行くと抱っこでなく、ゆっくりベットに寝かされるものだから

すぐに息子は異変に気付く。そして「ふぇ~~!!」と泣く、泣く。

私はとにかくトントンしながら目を閉じて、眠るのを待った。

寝入りは、いつの間にか、私も息子も眠っており、成功!!

 

 

しかし、そんなに簡単な話ではなかった。

夜中に息子は(いつも通り)泣くので、私も目を覚ます。

夫が横に行ってトントンしたり、おんぶしたりして寝かそうとしてくれたが、いつもは私が対応するため、息子は(いつもと違う!!)とさらに大泣き。

結局、夫は1時間以上泣く息子を相手にすることになった。(夫よ、よく頑張りました。)

夫は疲れ果て泣き叫び続ける息子をお腹に乗せて寝ていた。(泣く子を抱いて寝れるからすごい。)

最後は、私が泣く息子を引き取り、一緒に寝ながらトントンして寝かせた。

もう時間を見る余裕もなかったが、夫曰く途中で水を飲ませたらゴクゴク飲んでいたらしい。

私は、息子が1時間以上も泣く体力がついていたんだ!と変に感心してしまった。

次の日は、私が復帰する勤務先への挨拶だったため、義理の実家に息子を預けた。

息子は、義理の実家に預けられて10分もしないうちに寝てしまったらしい。

相当眠かったのだろう。

私は、久しぶりの職場に行き、顔を知った同僚や子どもたちやらに再開し、あのドキドキ・ワクワクの感覚を思い出していた。

帰りの車では、

分刻みで動く仕事場の雰囲気とゆったり・ゆっくり・ただ癒されまくっていた息子との日々とのギャップを改めて感じると共に、初めて育休が終わるんだと実感した。

あの忙しい日々に戻っても、我が子の成長を見逃したくないものである。