育業は振り返れば大変な体験だった。
働いていれば少しはモヤモヤや辛さが解消出来たかもしれない。専業主婦を初体験したあとの育業初体験。
未熟者で自己中なわたしには毎日毎日が刺激的すぎて、重荷で、逃げ出したい日も逃げれなくて。目の前の泣き続ける娘に謝ることしか出来なかった。
やはり夫にも分かってもらえなくて。いま思い返してもどよーんとした生温かい雰囲気として記憶に残っている。
世界中にわたしと娘だけしかいない。まさにそんな気持ちだった。その世界は宇宙みたいに真っ暗闇で、どこに行けばいいのかも分からない。そんな気持ちでぜんぜん知らない東京で過ごした5年間。
もし娘がいなかったら離婚もしてないんじゃないかと思う。わたしが我慢すればいいから。
娘がいる事で強くなれた。娘を守りたい、と思う気持ちが強く強く芽生えたあの頃。
強くなれた私はいま、大牟田でお母さん新聞を書いて配り、じじっかという血縁のない大家族のような子どもの居場所を作り、産婦人科の看護師として働いている。
暗闇から助けてくれたのはお母さん大学。読んで共感し、書いてスッキリし、折々しながらみんなとの会話でデトックス。
あのブラックホールのような暗黒の闇の時代に、いまの自分なんて想像出来なかった。
娘を授かり、わたしはターニングポイントを得た!
わたしの育業ストーリーは奇跡の連続だったんだな、と改めて感じる。
今日12歳の娘の予防接種があり、久しぶりに母子手帳を読み返して蘇るあの頃の自分の気持ちと向き合う、12年後の私。
いまもなお、あの頃とほぼ変わらない気持ちで娘を愛せている事に、
私も娘も毎日毎日元気に過ごせている事に感謝して。

































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