お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

これからも、この手でいこう

先日、ペラペラのパンケーキをつくった。

部屋からあまり出て来なくなった長女(高2)と
思春期真っただ中、横柄な態度の長女に腹をたてる夫

この険悪ムードな家の空気をなんとかしたくて、
とんがった長女の心をなんとかほぐしたくて
思いついたのは「おいしいオヤツをつくろう」だった。

でも、

次の用事もあって時間があまりない。
手の込んだものはつくれない。
家にあるものでできるもの。

ホットケーキの粉が少し残っていたけれど、
3人の子のお腹を満たす量はない。

そこで、小麦粉でパンケーキでもつくろうかなと
見たらベーキングパウダーも切らしていた。

まあ、いっか。

卵と小麦粉と牛乳と砂糖を混ぜて焼くだけ。
ペラペラのパンケーキが出来上がった。

「パンケーキ食べる?」とドア越しに声をかけると、のそのそと部屋から出てきた長女。

最初は無表情でスマホをいじりながら食べていたけれど、
「これ何?クレープみたい」と少しずつ笑顔になっていった。

最近、買ってくるお菓子ばっかりだったなーとちょっと反省。

手のこんでない
お金もかかってない
ペラペラのパンケーキ

でも、長女の心も家の空気もちょっと和らいだ気がした。

子どもたちの心がちょっと離れているな~と感じたら、
これからもこの手でいこう。

(写真は撮れなかったのでイメージです)

 

 

 

 

6件のコメント

手づくりの食べ物の威力はこんなにも大事だったんだな~と改めて気づかされた出来事でした。
日常の延長戦にあるからこそのどんなドリンクよりも短時間でできるエネルギーチャージなんだなと母になったからこそ感じることです。

彩さん

母の手作りは、やはり特別なんですよね!

わが家は、母の手料理〈 おばあちゃんの手料理…ですが。
おばあちゃんの煮物や魚の煮付けは天下一品。

愛情のこもった手料理、どんな物でも、子どもたちには特別で、愛をきっと感じてくれているはず。

末っ子は、必ず「うまい!」と言ってくれ嬉しい。
他の子達は当たり前のように無言で食べる。たまに美味しい?と聞くと「うん」とだけ答える。
これだけで、幸せな日常なんです。

これも記事にしようと思いながらいるんですが、
先日、実家に帰省した時に母が「おばあちゃんのきのこの吸い物がおいしくって、今思い出した」と話してくれたんです。もうなくなって随分とたつし、子どもの頃の記憶なんだけれど、
あーーこうやって母のすごさって残っていくんだなーと感じました。
日常の当たり前のことだからこそですね。
末っ子くんの一言も、他の子どもたちの様子も宝物ですね~

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ