お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母ドラ2期/第7回[時間管理「仕事の哲学」]

短いような長いような連休が終わり、日常が戻ってきました。夫や子どもに合わせての久しぶりの早起きも無事こなし、皆がそれぞれの場所に元気で向かった後のほっと一息。一緒に過ごせるのはとても嬉しい、けれど誰もいなくなった家で一息つけるのも、また嬉しいものです。

気がつけば、明日は母ドラ。その前に前回の振り返りをしなければ!

時間は最も希少な資源である。しかも、時間を管理できなければ、 何も管理できない

との学びに、毎日家族の対応で手一杯。時にできる隙間時間や一人時間を「ぼーっ」と過ごしてしまう現実💦「お母さんの時間管理が一番難しい」という言葉も度々耳にします。
そんななかでできること、どのようにして時間を確保するか。

課題図書の中に

他の人間でもやれることは何かを考えること

とありました。「そもそもお母さんの仕事で誰かに代わりをしてもらえることなんてないんじゃない?」と反論したくなりました。大体、代わってくれる人なんていない…と思っていたのです。
ところが、一番近くに救世主がいたのです。それは小2の娘。1年生の時に授業で「おうちの人のお手伝いをしよう」と学んできた彼女。はじめてのお手伝いは登校時にゴミを収集場所まで持っていくことでした。

娘担当のお手伝いというのは、まだありませんでした。なので毎日やること、たとえうまくできなかったとしても、母親の私がイライラせずに安心して頼めることを!ということでお風呂掃除をお願いすることに。思えば、私も彼女と同じ年の頃、九九を覚えながらお風呂掃除をしていました。

初めてやる時は手取り足取り。洗い方のコツやシャワーの使い方などもわかっていないので、一瞬「こんなこともわからないの?」とNGワードが口から出てきてしまいそうになりつつも、何とかお風呂掃除を完了。毎日見守らなきゃいけないとなると、時間も二倍に。「自分でやった方が早い?」という気持ちになりそうになりながら数日見守りを続けたら、すっかりお風呂掃除が上手になりました。
水を使いながらのお手伝いは本人も気持ちがいいようで、機嫌よくやってくれます。何より「お風呂洗っておいてくれる?」の一言で、お風呂がきれいになる。なんて楽なのでしょう。家事の一つが減るだけで、肩の力も抜けていくよう。

まだまだ家事全般は私のミッションではあるけれど、必ずしも私がやらなければならないことでもない。帰りたくなる家、居心地がよい環境作りに、家族で取り組めたらいいなと感じました。
そして娘がくれた新たな時間で私は何をするか。ついつい一息ついてしまいそうなのですが、それではもったいない。何か新たにできることを考える、時間管理はいつでも大切な課題です。

【写真】「おてつだいのかみ」を自分で張り出し、新たにやることを見つけては書き出していく娘。お手伝いをやりたいと感じる、素直な心に元気をもらいます。

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田久保薫子
横浜で子育てをスタート。 工作大好き、旅先で出会ったお友だちにも「一緒に遊ぼう」と声かけする社交的な6歳の娘と夫の3人家族です。 運動会を前に、親子でドキドキしながら当日を心待ちにしている毎日です。よろしくお願い致します。