お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ある日の昼食中の会話

すっかり忘れていたイラクのクエート侵攻で毎日ニュースが流れていた頃のこと。

この日は台風で午前中で学校が終わり一緒に昼食をとりながら、テレビのニュースに反応したらしいことがわかる会話であり、そこから更に算数サークル母さんのひらめきが出て、算数会話へと向かっていく様子が書いてある日記。

2ページ、3ページ目の会話から。

娘:アメリカかソ連。(このころはまだソ連だったんだな・・・)

私:近いけど…日本に近い国よ。

娘:韓国。

私:一番近い国だけど大きくはない、多くない。

娘:わかった。中国だ。

私:そう、そして世界の人口は約35億人います。(これは後で調べて間違っていたので訂正したのが、世界の人口53億人であり、私の記憶はいつの話?である)

サークルで勉強していなかったら会話はここで終わりになっていただろう。この後は数から量の世界に広げていこうとひらめいたのが次の話。

私:人は数えられるけれど数えられないものって何だと思う?

娘:お米!(きっと食事中なのでひらめいたのだろう)

私:そうね、升ではかるものね。でも1粒1粒と数えられないことはないよね。

娘:升って何?

私:牛乳パックみたいにmlなどと計るものよ。牛乳パックは何mlと書いてある?

娘:1000ml

私:お米より小さいもので他に何があるかな?

娘:砂、小麦粉

私:そう、サラサラ・・・としているね。他には?

娘:わからない・・・

私:さっき牛乳パックっていったでしょう。中身の・・・

娘:牛乳、水。そうだ!お風呂の水を牛乳パックで計ってみたい。

私:牛乳パックは大変よ。

娘:お母さんは洗濯機に水(お風呂の残り湯)を入れる時、洗面器でバケツに入れて運んでいるからそれでまた計ったらいい。

私:じゃ一度、洗濯機の水の量をやってみようね。

娘:今したい!

私:ゴメン、今から幼児サークルに行くから…

このあとの私の思い、娘の思いが今となっては知る由もない。

私は残念、付き合ってあげたかったという思いとキリのいいところになったと思う両方の気持ちだったのかな・・・

これからも量の問題への続編が出てきて面白い。

 

2件のコメント

彩さん

量の問題が解けるためにはその前の数の問題が基礎だということだから、数の出発は幼児のどの段階にあるか・・・
実はもう赤ちゃんの時からいろんな場面で感じていくのですよ。
そのあたりも知れば知るほど面白いんです。
幼児サークルて書いているでしょう。幼児期に子どもはどんなふうに数を認識していくのかの学習ですから。
取りこぼしていたらもとに戻って・・・なんです。
娘と買い物ごっこをした記事がそれにあたりますね。

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池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中