よく聞かれる

『あんな痛ましい事、どうしてこんな可愛い子に出来るのかねぇ…』

 

横須賀市は、気さくな人が多いと感じる。

バスや電車に乗ると、必ずや誰かが私と娘に話しかけてくれる。

 

多いのはおばあちゃま。

ご自分の子育ての思い出を、話してくれる人もいる。

少しお喋り、駅までずっとお喋り、イロイロ。

そんなあたたかい会話の中、ほとんどの人に言われるのが

始めのような問いかけ。

絶えず報道される、子どもへの虐待を悲しむ声。

 

今日は初めて『あなたみたいに若いお母さんはどう思う?』

と、聞かれた。

タイヤの音が響く中、

何だかあんまりいい答えが言えなかった。

 

一人で子どもに向き合う時間が多いと、大変なことはあるけど…

とか。

そうしたらそのおばあちゃまは、

『そうよね、あんな事件を起こさせる社会も悪いんだけれどね。』

と、おっしゃった。

『子どもは天使っていうけど、本当ね。天使だわ。』

娘の笑顔を見て言われたあたたかい言葉に、ウルッと来る。

 

ひとしきりお喋りして、

別れ際、

『どうぞ幸せに』

とおっしゃったその言葉に、

ふと

私は一人の母親であるだけじゃなく、

世の中に、この子を任された責任があると、ジーンとした。

 

いつも心においているネイティブアメリカンの言葉に

『生きることは、常に7世代先の事を考えること』という言葉がある。

子どもたちを大切に、幸せに育ててやってほしい。

そう言われる言葉の意味は、

母親として、世の中に次の世代を繋げていくバトンなんだと

私は思う。

 

人類が続いていくために、

と言ったら大事だけど、根本はそのもの。

 

このバトンを、確実に次のランナーに繋ぐために

落としたり、渡しそびれることのないよう、

今日も子どもを思って頑張っていただろう、

あのお母さん、そのお母さんの顔が

目に浮かぶ。

♪苦しいこともあるだろさ

悲しいこともあるだろさ

だけどぼくらはくじけない

泣くのは嫌だ笑っちゃお

進め~!

がんばろ おかあ~さん

一緒に 手をつなご

がんばろ おかあ~さ~ん!♪

 

大好きな、ひょっこりひょうたん島でした。

8 件のコメント

  • 吉村さん。
    いいですね、なんかほっこりしたのと同時に、
    シビアな現実も頭をよぎりました。

    痛ましい事件は、母親だけのせいではないと思っています。
    加害者になる親もまた、被害者であったり、
    愛情に飢えていたり、愛し方がわからなかったり。。。
    かと言って、命を奪うことは決して許されることではありませんが、
    でも、私の身近で、こどもを残して命を絶ったお母さんも現実にはいます。

    ひとりで子育ては、無理です。
    したらダメです。しない方がいいです。するべきではないとも思います。
    でも、現実はワンオペ育児です。

    ひょっこりひょうたん島の歌、私も好きです♪
    替え歌、いいですねー♪
    私もこの素敵なご婦人のように、
    「どうぞ幸せにね」という言葉を、若いお母さんにかけてあげられるような
    おばちゃん(もうおばちゃんだから、おばあちゃんか(笑))になりたい!!!

    • そうなんです、そういう色んな言葉を出したかったのに、出ず(^^;
      でもそのおかげで、自分でその後じっくり考えたので良かったかと思っています。
      このおばあちゃまは、お母さんだけのせいではないことや、
      痛ましい事件の後ろ側には、生育歴や社会も関係していることなど、
      よく考えていらっしゃるんだなと思う方でした。
      こんな風に話せる環境もきっと、今の社会にもっともっと必要だと
      考えさせられています。

  • あおいちゃんの寝顔に引き寄せられました。
    天使〜~ほんとに。
    親から子へと、愛ある連鎖が続けば
    平和になるのになぁ。と思いました。
    そのおばさまの様に、気軽に声をかけるという行為も
    今では、なかなかできないよね。
    私も最近痛感してます・・・
    (新聞の表紙撮影で声をかけても、怪しまれます( ´▽`; ))

    • 愛ある連鎖、本当ですね。
      撮影で、子連れの私がいると…を、のたろんフェアで痛感しました!
      そうなんです、こんな風に声をかけてもらえるのが嬉しいです。
      バスに乗る間、娘もご機嫌です♪

  • 素敵な素敵なMJ記事に
    心の目がウルウルしてます♡

    ネイティブアメリカンの言葉。
    とてもしみます。
    母として「生きがい」をも感じる言葉。
    教えて下さりありがとうございます!
    私も心に留めておきます。

    「どうぞお幸せに」
    なんだか素敵な横須賀らしいような
    お別れの挨拶。
    歳をとった時、そうやって
    穏やかな気持ちで若い人に伝えられる人に
    あたしもなりたいです。

    • ありがとうございます(^-^)
      このネイティブアメリカンの言葉には中学生の時に出会ったのですが、
      母になると解釈が全く変わってきます。
      急に、この言葉にもう一度奮い立たされたような気になりました!
      私もこんな風になりたいです(*^^*)

  • 吉村さん

    >世の中に、この子を任された責任があると、ジーンとした。

    すべてのお母さんが、今の吉村さんのように感じてくれたら、
    痛ましい事件はなくなります。

    子育ては大変。
    ひとりの人間をつくる大事業。

    どれほどスゴイことをお母さんはやっているか。

    そのことを、もっと伝えなくてはと思っています。

    その役割が、私たちお母さん大学生にあると思っています。

    お母さん大学サイトに、たくさんのお母さんたちが立ち寄ってくれて、

    私、お母さんだったと思ってくれたら・・・。

    春は、お母さんを感じるいい季節です。

    • 最近、声をかけられる毎に何かをヒシヒシと感じて、
      この方との会話で気付かされました。
      お母さん大学生、ますます視野を広げて、
      自分が優しい声かけをしてもらえる分、誰かに伝えられるよう、
      精進いたします!

  • コメントを残す

    ABOUTこの記事をかいた人

    吉村優

    横須賀支部「みよむら」の“むら”の方です(^-^) 2016年11月生まれの娘と、ジャイアンツ命な年上夫、 そしてサザエさんみたいな私の3人家族です。 元放課後児童支援員。子どもたちの「鬼大魔王」でした。 海風と、アメリカの風薫る横須賀に住んでいます。 笑えた日も泣ける日も、みなさんと共有出来たらと思っています。(^-^)