お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

娘の成長した姿を想像してみる ~あこがれのお姉さん~

 

2歳半の長女には、同じ社宅に住む
あこがれのお姉さんたち(小5)がいる。

昨日も保育園の帰り道、お姉さんたちが
遊んでいるのを見つけた。

ハンカチをポケットにいれて、
お気に入りのバッグを持ち直し
(たぶん、長女にとってハンカチとバッグは
少し大人のアイテム)、
自分もお姉さんに近づいた気持ちになって
遠目の場所から声をかける。

「なにしてるのー?」
(ウキウキして手足がソワソワしてる)

でも今日のお姉さんたちは、
あんまりいい反応を返してくれない。
どちらかというと入ってきてほしくなさそう
(好きな子の話でもしてたみたい)。

いつも走って近寄ってきて可愛がってくれるのに、
そんな反応だったので、
長女は寂しそうな悲しそうな顔をして私を見た。

長女はかわいそうだけど、
お姉さんたちのそんな雰囲気も察して
なんとも声をかけれず、しばらく見ていると
やっぱり長女は諦めきれず、
お姉さんたちが遊んでいる回りをうろうろしたり、
自分も真似して遊んでみたり。

お姉さんたちは、わたしにはなんだかんだ
話しかけてくるので、長女も少しその流れに
入れたりしてなんとなく遊んでるような
感じにしながら20分。

夕飯の支度もあるし、もう帰ろうと声をかけても
「いや!わたしまだあかねちゃんたちとあそびたい!」
と頑として譲らない。

その言葉にお姉さんたちも笑い出して
少し相手をしてくれて、本当にうれしそうな顔。

お姉さんたちの協力を得てしぶしぶ帰ってきたけど、
玄関に入ると
「わたしまだあかねちゃんたちとあそびたかったよ…。」
とつぶやいていた。

8年後、
あなたもあのお姉さんたちのように、
近所の小さな子を可愛がったり、
好きな男の子の話をしたり、
「真剣佑とニノとどっちが好き?」
みたいな話をしたりしてるのかな。

お母さんにはしない話、見せない顔をするように
なるんだろうな。

あこがれのお姉さんたちを通して、
娘の8年後を想像する。

(お母さん記者/)