お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

現実の厳しさと、幸せな現実と。

さぁ、書きます。

読んでて辛い気持ちにさせてしまうかも?

その時はごめんなさいの代わりに、ありがとうと言わせてください。

 

今年はとにかく元気な赤ちゃんを産むことが目標です!

と、仲間うちで掲げていた抱負も、年始早々叶わぬものになりました。

 

7日の健診。

エコーで心拍確認出来ず。

院長先生の顔も歪んで、

「うーん…流産やねー…。2〜3日後にもう一回見よう。ご主人にも話さなんやろうしね。

キツかねー…」と。

そして今日再診に行って来て、3度目の流産が確定しました。

一昨年の5月に稽留流産。

昨年9月に化学流産。

そして、今回も稽留流産。

3回連続なので、不育症を疑わなくてはならない状況です。

今日の先生は女医さんで、サバサバした先生。

1度目の稽留流産からの掻爬手術もお世話になりました。

 

「一昨年の5月、麻酔が効かなくて早く目覚めてしまって、とても苦しかったのを覚えてるんです。麻酔が合わないのかなと思ってて。

それと、もう焦る必要もないかと思うので、自然流産を待ちたいと思うのですが…」

と、お腹の中のきーちゃんが自然に出て来るのを待ちたいと相談しました。

「もちろん、大丈夫ですよ。でも、あまりに長く待ち過ぎて、感染症にかかったりしてもいけないので…」

「はい、そうですよね。少し先に手術の日を決めて、それまで待つというようにしても大丈夫ですか?夫が仕事を休める日がいいですし」

「そうしましょう。不妊、不育症の専門の医院にも紹介状を書いておきますね」

 

私の思っていることを全部伝えられてホッとしました。

もちろん、高齢のため、流産の確率もグンと上がります。

このまま自然妊娠→流産を繰り返す可能性もあります。

とりあえず、不育症の検査をして、原因がわかるなら治療、わからないなら、ふたりめを諦めることも視野に入れて行くことになります。

 

私、9月の時の化学流産の時も泣けなくて、今回も涙が出そうにはなるのに、流れるまではなくて。

悲しめないのかなと。

感情がないのかなと。

悲しんであげないときーちゃんが可愛そうなんじゃないかな?と。

そんな風に思ったりしたんですけど…。

 

7日のダメだったってわかった日も、娘が笑うから、私も笑ってました。

 

だって、今でも十分幸せやもん。

 

そう思いました。

我が子がこんなに愛おしくて愛くるしいと思える。

それだけで、十分すぎるくらい幸せだと。

 

子どもの存在って本当にすごいんだなぁーって。

言葉はなくても、存在だけで、「大丈夫だよ」って励ましてくれる。

娘だけじゃなくて、夫も「今も十分幸せ」と私と同じことを言い、

父も「お前は何も作る気力がないやろけん」と魚を炊いて来てくれて、

義母も父と同じ想いで、あったかいシチューを作って夫に託してくれた。

義父もあまり口にせず「そうね…」と、私の話を聴いてくれた。

 

私が一番辛いと感じてくれている。

 

私はというと…。

「みんなが残念がるだろうなぁー…。みんながとっても喜んでくれてたから。」

と、本当に申し訳ない気持ちになった。

 

そんなこと思わなくていいよって言ってくれるのもわかるから、私もここに書けるんですけどね。

言っちゃってたし(笑)

 

でも、今日も動物園行ったりして、重ーい娘を抱っこにおんぶして、ちーっともイライラしなくて、ただただ、この子が生まれた奇跡に感謝しようと思いました。

 

祈りだけじゃ届かない。

奇跡なんか起こらない。

そんな現実もある。

 

でも。

日々のひとつひとつこそが奇跡だらけなんだと気付いたら、どんな毎日も幸せでいっぱいなんだと感じることが出来る。

そんな、幸せいっぱいの現実に生きている私。

 

きーちゃん、待ってるよ。

小さなお産であなたに会えるのを。

その時、どんな感情が湧いて来るかわからないけど、あなたがお母さんの中で生きていたこたは、絶対忘れないよ。

お腹の中にずっといたいなら、手術の日まで一緒にいよう。

 

どんな形でも、どんな結果でも、私はあなたを受け止める。

 

娘にもきーちゃんの心臓が止まったことを伝えました。

娘は、「お姉ちゃんになりたかった」と言いました。

きーちゃんがまた戻って来てくれるかどうかはわからないけど、その気持ちが大きな成長の証。

立派なお姉ちゃんです。

 

私はみなさんが思うよりずっと元気なので、これからも普段どおり笑ってくださいね。

私の代わりに泣いてくれるのもアリですが、やっぱり笑っていてください。

 

命あるものみんないつかは死ぬ。

命ある限り、生きる。

きっと、それだけです。

16件のコメント

ありがとうと書いてあったけど、やっぱり代わりにちょっと涙ぐみました。

いろいろ、ほんとにいろいろと思っています。

にこちゃんのいる、家族のいる日常が奇跡。
いつか死が来るけど、今を精一杯生きる。

そうなんですよね。

聖子さん、ありがとう。
きーちゃん、ありがとう。

さちえさん、泣いてくれてありがとう。
だいたいねー、セカンドママをしてて、夜の世界に引きこもってたのが、夫に会えたのも奇跡。
夫に会えなかったら、当然娘も生まれてない。
2人目にこんなに苦しんでるおかげで、娘の誕生がますます奇跡に思えるってハナシ。
きーちゃんの命で、命のことをまた考えられた。
それでいいんだよね。
泣きなくなったら泣きます。

きーちゃん、お母さんのおてて中に来る日まで、みんなで待っているよ。
聖子さん、そうそう、そんなこと思わなくていいから、きーちゃんが自然に降りてきてくれますように。

私も、娘の命を唯一自分が産める命として思いっきり大切にしたいなとしようと、
産後思ったことを思い出しました。
そのお話はまた今度!

大切な気持ちを思い出させてもらいました。聖子さん、こちらこそありがとう。

ゆうさん、ありがとう。
きーちゃんに会えるかどうかはわからないな。
お腹の中が居心地いいのかもしれないし(笑)
お母さんとずっといたいと思ってくれるなら、それはそれで幸せなことなのかもしれないしね。
もちろん、お別れは来るんだけど。
ゆうさんもいろいろあったんでしょー。
いろいろいろいろだよね。
大切に大切に、毎日を過ごしていこー♪

産む産めない。自然の摂理の中でのことなのですね。
娘も妊活中です。一度流産しました。時が早かったのね。と慰めたのですが気丈にもまだチャンスはあるからと、それだけで自宅へ帰って行きました。 自然にお任せしたいけど科学の力で子どもを待つ。命の問題は深いです。
生きているもの達のエゴも出てきますし。聖子さんのご家族はステキな家族ですね。
みんなで待つ力があります。 待ちながらも今の生活を大切にしてくださいね。

つみさん、ありがとうございます。
娘さんも1人目は流産からのスタート…。
お辛いですよね。
友だちも不妊に悩んで、2度流産したあと、結婚8年目でひとり目、今は私と同い年で3人目を妊娠中です。
人生、どう転ぶかわかりません。
前向きだけが全てではないし、後ろ向きになってもいいし。
でも、最後は「どう生きるか」
これに尽きると思ってます。
今は小さなことでも幸せを感じられる、最高の時です。
しばらくすると、この感情も忘れてしまうかも。
幸せいっぱい感じて過ごしたいと思います。

そっかーそっかー。

そっかー。

今を抱きしめていこう。その思いも全部抱きしめて、

大切なことを、また学んでるんだなと思ったよ。

共有してくれてありがとう。

聖子ちゃん、いつもありがとう。
体はどんなかな?
会議も気にせず大丈夫やけん。
こんな大変な時にこそ気付く、まーくんや家族のあたたかさだよね!
素敵な人と結婚したねー!
にこやんの生命力なたくましさ。
そして。
聖子ちゃん、ごめんね。
きぃちゃんにいつか会える気がするんだけどなぁ。。
きぃちゃん、聖子ちゃんに、私たちに、一体何を伝えに来てくれてるの?いつか聞かせてね。ずっとずっと大牟田で待ってるよ。

体調はぜんぜん大丈夫ー!!
痛みもないし、だから実感なくて心が追いつかないのかなー?
でも、本当に最初から至って冷静。
私、パニックとはかなり縁遠い人なんだと改めて感じたー(^^;;
12月はやっぱりいろいろありすぎて、精神的には不安定だったかも。
それでも、元気な子は生まれるし、きーちゃんが生まれてこなかったのは何か私の体に、もしかしたら心にも?問題があるのよ。
だからと言って、自分を責める気にもなれず(笑)
自分の精一杯だったとしか思えんし。
まぁ、これから先もなるようになるかな。
会議にも普通に参加しますよ。

写真の笑顔、タイトルの意味。
そういうことだったのね。
でもやっぱり聖子さんやな~
冷静に自分と家族と周りの関係を見ようとしているから・・・
とにかくも今の時代はそう簡単にことを運ばせてはくれないなという気がしています。
だからこそ、今の幸せをまずはしっかり感じ取ることが大事ですね。
でもね、にこちゃんの「お姉ちゃんになりたかった」は、ほろりと来ました。
心の準備をしていたんだな~って。
それもにこちゃんにとっては大事な学びをしましたね。

みっこさん、ありがとうございます。
冷静ですよねー。
ホントに自分でもビックリします。
昨日、無農薬野菜農園のお友達が、またにこのわがままを聞いてくれて、配達に連れて行ってくれたんですよ。
まだ帰らない!と言って、配達でありがとうございましたー!と売り子をしていたようでして、その間だいぶひとりになりました。
ひとりになりたかったのか、きーちゃんが2人きりになりたかったのか、、、やっと自然に涙が出て来ました。
娘がいると、娘のペースなので、どうしても笑う方に引っ張られるのかもです。
キチンと悲しみの感情が出せてよかったです。
にこは、とても察する子。
頭もいいし、感受性も豊か。
ホントにいろいろ葛藤していたようでした。
それを微笑ましく、頼もしく思っていたので、今回はとても残念です。
またチャレンジするかどうかは保留ですが、夫はやる気満々です(笑)
でも、それは自然妊娠でということで、私は、自然妊娠では流産するのではないかと不安ではあります。
この先のこと、家族でしっかり話し合って決めたいと思います。

コメント失礼します。

きーちゃんがお腹にいたのは事実で奇跡で、それで、にこちゃんをお姉ちゃんの気持ちにさせてくれて。
ほんと、命は奇跡。
この日常は奇跡の毎日なんだなと思うことが最近増えました。
記事をよんで、胸が切なくもなりましたが、大切なことをまた気づかせてもらいました。
ありがとうございました。
きーちゃん、ママのお腹を堪能してる最中ですね。
お身体ご自愛ください。

ひろこさん、ありがとうございます。
お母さんだからこそ、奇跡というものがたくさんあるって感じやすいんだと思います。
子どもたちに教えてもらいながら。
私は4歳の誕生日に最愛の母を亡くしていて、その時の怒りと悲しみが、人生で一番の負の感情の爆発だったような気がします。
動かない母を、それはそれは思いっきり拳で何度も何度も叩いた記憶があります。
その時から、命というものを幼い頃からずっと考えて来たので、どんな生き物の命の終わりには敏感ですが、みんな同じ…と、変に冷静な自分がいます。
ありんこの命だって同じ重さの命。
命あるもの、生きるのに必死。
だから、私も命ある限りは、自分らしく、いつ死んでもいいと、今日が最期の日でも悔いのない人生を送りたいと思って生きています。
きーちゃん、まだ出て来ません。
よっぽどお腹の中が気持ちいいのでしょうね(笑)

聖子ちゃん。
読んで、いろいろな気持ちがわき上がりました。
辛い、悲しい、だけじゃなくてね。
私は聖子ちゃんの生き方・向き合い方が
とっても好き。
とっても眩しい。

身体は聖子ちゃんの中の声と、
お医者さんの診断を聞いて大切にしてね。

ぴぃさん、ありがとー!
ぴぃさんの、そのストレートな表現が私は好き!
言葉は少ないけど、たくさん想ってくれてるのがわかる。
身体はホントになんともなくて。
今は、にこといっぱい遊びたいと思ってるからそうしてるよ(*^^*)

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ABOUT US
齊木聖子
25歳で夜間託児所を開業、10年セカンドママやったのち電撃結婚、出産して念願のファーストママになりました。 セカンドママ業にも限界があると感じる昨今。 違う形で、私の活かし方を考えています。 プロフ写真は娘が撮ってくれました☆