お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ありのままを受け入れるということ。

うちの次男は、不登校をはじめてから、はや半年が過ぎようとしています。

今は、パパがお休みの日や、朝家にいる時は学校に行って、

いない日は放課後に登校するスタイルをとらせていただいています。

(五月雨登校というそうです。)

これについては、学校も容認してくれていて、とても助かっています。

 

つい先日、こんな内容の記事を目の当たりにしました。

「人が死を需要するプロセスについて」5つの段階がある。(エリザベス・キューブラ・ロス)

  1. 否認と孤立: 頭では理解しようとするが、感情的にその事実を否認している段階
  2. 怒り   : 「どうして自分がこんなことになるのか」というような怒りにとらわれる段階
  3. 取り引き : 神や仏にすがり、死を送らせてほしいと願う段階
  4. 抑うつ  : 回避ができないことを知る段階
  5. 受容   : 自分が死ぬ事実を受け入れる段階

 

上記のプロセスを経て、人は死にゆく運命を受容することができるようになるそうです。

ですが、このプロセスは、子どもから精神的な自立をし、

受容(あるがままに受け入れる)していくプロセスにもとてもよく似ているそうです。

 

「不登校による、親の自己受容と他者受容」

  1. 否認と孤立: 子どもが学校へ行かないことを受け入れられない、認められない
  2. 怒り   : 子どもの現実や自分の育て方などに対し悲しむ。憤る。もしくは子どもをしかりつけたり、学校や先生、世間など何かしらに怒りの感情を持つ。
  3. 取り引き : どうにか学校へ行かせよう、引きこもりから出そうと取引をしようとする。
  4. 抑うつ  : 子どものことを変えることはできない。という真実に気がつく。
  5. 受容   : 子どもの現実、自分のことをもあるがままに認める、受け入れる。

 

まずは自分を愛することから始めなくてはなりません。

自分を愛することができなくて、どうして人を愛することができるでしょう。

また自分を信じることができなくては、人を信じることはできません。

 

これを見たとき、自分もこのようなプロセスをたどって、いまの境地に来たことを思いだしました。

まだブレブレで、時々不安になることもありますが、

「ありのままに認められる」という価値観は、

次男が「不登校」というツールを使って、

教えてくれたように思いました。

そして、子どもを認めると同時に、自分自身をも認めることにつながる。

この部分は、無意識に自分を否定して苦しんでいたことを認識でき、

自分自身にとっても、とても大きい気付きになったと思います。

そして、とても楽になりました。

悩み苦しんだ時期を乗り越えたからこそ、今がある。

人生の価値の根本に気付かせてくれた次男に、感謝したいと思います。

 

8件のコメント

受容へのプロセスは、色んな困難に立ちあった時に心がけておくと 客観的に自分の立ち位置が分かり 励みになりますね。
五月雨登校のうちに、お家に籠もるタイプで何かやりたいことが有れば、好きにたっぷりとさせてあげてください。
もし、ダラダラと無為な時間を過ごしている様なら 連れ出して社会経験をさせてあげてください。
たといば、電車やバスに乗って切符を買ったり 目的地までの時間や路線を見る。 平日の動物園などは、飼育員さんが落ち着いて世話をしているところを見せてくれます。幼い頃の動物観察と違う経験者ができます。
また、街を歩くと様々な職業の人が働いている姿も発見できるでしょう。
そして、学校をお休みした分の学習の遅れも 取り戻さなくてはなりません。 これは慎重にお子さんのやる気が出てくるのを刺激しながら見る事も大切です。 後から取り返えす事も可能です。焦らずに先ずは 心身を休めて 安全な家庭で好きなことをたっぷり出来ること。
そして、日頃できない経験をすることをお勧めします。
ウチの娘は中学の時、美術クラブ登校の不登校でした。 学校不信、先生不信、友達不信と主に人間関係で校舎を見ると気持ち悪くなって帰宅していました。 チャンスと 2〜3の約束をして 家庭での生活を認め、休養の後はリハビリと称して遊園地や動物園と街中に予算を立ててお出かけしたり、お家では、クッキーや簡単な料理を一緒に作りました。秤を使うこと、温度を調節する事で、学校での勉強が役に立つ事を経験してもらいました。 高校へ進学してからは人間関係も問題なく 壁があっても乗り越えるチャンスと捉える様になった様です。 人様々ですから、参考にはならないかもしれませんが、一例まで。 ぼちぼちいきまひょう。

つみさん、いつもありがとうございます!
今では、家で好きなことをする毎日です。
勉強は興味がなく、自らやろうとはしませんが、
宿題のプリントをさせています。
ゲームをしたり、本を読んだり、DVDを見て過ごしています。
なるほど、社会を見せるのも、勉強になりますね!
息子は学校へ行くことで具合が悪くなることはなく、
ただ気持ちがのらない、行ってもつまらないそうです…
今後、何か良い方向が見えてくるといいのですが、
焦らず様子を見ていこうと思います。
コミュニケーションが苦手なのも相まってでしょうね。

三代川さん

わが子の不登校で、三代川さんの母力がどんどん上がっているように思います。
出会った頃の三代川さんも、素敵だったけど、キラキラ輝いているお母さんだったけど
今の三代川さんのキラキラは、ちょっと輝き方が違う。

お母さんの愛にあふれています。

そんなお母さんだから、新しい命も宿ってくれたのかな?

息子さんにとって、長い人生の中で
不登校のことが、ひとつの思い出に。

今を大事にしている三代川さん、素敵ですよ。

そのうち、不登校のことなど、すっかり忘れてしまう日が来ます。
わが子と一緒に、夢中になる日々を過ごしてね。

お母さんはスゴイ!

藤本さん ありがとうございます!
やはり、お母さん大学に出会って、母力があがったのですね(笑)
ただの優しさだけでは、母として成長が足りなかったのだとおもいます。
忍耐も容認も、母としてのわたしを成長させる要素のひとつになっているのかな。
不登校のことなどすっかり忘れてしまう日を想像しながら、
今感じることを「わたし新聞」に書きつづっていきたいとおもいます。

子どもが出すSOSは大人の生き方への問題提起だと私は理解しています。
大人たちが長いものに巻かれろ、寄らば大樹の陰になりがちだった日本社会です。
同調意識が強まる中にあって、息苦しさを感じる子どもたちからのSOS。
そんな子どもたちから教えられる大人社会の到来だと考えたいですね。
エリザベスさんの本は人間の苦しみの根幹に迫る本であり、知っている人は知っている世界になってきました。
三代川さんもこの本に出会えたことは息子さんのおかげですね。
ここまで来たらこれからは何度も押し寄せてくる波にうまく乗れるようになるだけです。
受容はまずは自分を愛することができているかが何度も押し寄せることでもありますね。

みっこさん いつもありがとうございます!
うちの子のように、大人たちに用意された社会に息苦しさを感じている子どもたちが多いことに驚きです。
また、このようなことに気が付けて、意識をして社会を見つめていけるチャンスに出会えたことにも、
心して向き合っていきたいとおもいました。
「波のような押し寄せの受容」は、これからの課題ですね!ブレては正し、トライ&エラーを繰り返して
より良いトコロを目指していきたいとおもいます!

この前の折々で会ったりかちゃん、お腹は大きくなり辛そうだったけど、表情はなんか良い顔してて、安心したよ(^ ^)
なんか、色々なことが吹っ切れたのかな〜.って勝手に思ったり(^ ^)
ベビー誕生、私たちも楽しみ!!

ヒロちゃん ありがとう!
ここまでこられたのも、ありのままを容認できたのかなと思う!
今後も、トライ&エラーを繰り返して、
少しづつ成長できるていけるといいな!
ピンチはチャンス!目の前に現れるのは、乗り越えられる壁しかない!
ベビー誕生も何らかの好影響になることを期待してる♡

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ABOUT US
三代川 りか
上から小学6年長女、小学4年長男、小学3年次男のママです。横須賀支部で「みよむら」の「みよ」を担当しています。出身は三重県、手芸好きが高じて、羊毛フェルト作家を名乗っています。ずぼらだけど、「整理収納アドバイザー」有資格者です(笑) 地域版「Relaxing(リラクシング)版」編集長です。2018年秋から不登校が始まった次男のことや、子育てする母としての想いなどを書いています!