お母さんを分けてあげる

寝付く直前、

3歳の娘がお父さんにこんなことを言った。

 

「“くっくん”って言うと、おかぁしゃん抱っこしてくれるよ。」

 

 

“くっくん”とは

娘が抱っこをせがむ時のセリフ。

お口は閉じて、鼻から「くっく〜ん」と声を鳴らす。

 

近ごろは、“お母さんでないとダメ”な時期。

娘はひたすら「くっくん」と鼻を鳴らして抱っこをせがむ。

 

 

腰も肩も首も…あちこち痛いけど

この声を聞くと抱っこしてしまうんだな。

大きくなった我が子を、小さく小さくして抱きかかえたりして、

フワフワほっぺに頬ずりする。

 

そうしてある夜、お父さんに話したのだそう。

「くっくんって言うと、おかぁしゃんがやさしく抱っこしてくれるよ。

おとぉしゃんも、言ってごらん。

おかぁしゃんが抱っこしてくれるから。」

 

抱っこにも違いがあるらしい。

 

慌ててトイレへ駆け込む抱っこ。

ヘトヘトで、嫌々ダラダラする抱っこ。

ボーッとひざに抱える抱っこ。

 

くっくんを言った後の抱っこは、

やさしい抱っこなんだね。

 

私にとっても、嬉しい感想。

 

お父さんがお母さんのお隣に座るだけでも、プリプリ怒る娘だが、

自分のお気に入りを分けてあげるところがお父さんっ子。

近ごろ疲れ気味のお父さんも、

抱っこしてもらったら元気になるかなと思ったのかな。

(ま、ちょっと大きすぎて出来ませんが)

 

娘に抱っこを褒められたら、

娘が生まれた頃の抱っこを思い出した。

4拍子で揺すっていたこと、

「のんのんのん」と言うと寝てしまうこと、覚えているかな。

 

抱っこの歴史、ここに有り。

 

※トップ画は、くっくんを言うときに欠かせない、おしゃるとそのシッポ。

ABOUTこの記事をかいた人

吉村優

横須賀支部「みよむら」の“むら”の方です(^-^) 2016年11月生まれの娘と、ジャイアンツ命な年上夫、 そしてサザエさんみたいな私の3人家族です。 元放課後児童支援員。子どもたちの「鬼大魔王」でした。 海風と、アメリカの風薫る横須賀に住んでいます。 笑えた日も泣ける日も、みなさんと共有出来たらと思っています。(^-^)