私のお財布には、いつも絆創膏が入っている。
子ども達が小さい頃は、
ちょっとしたケガはもちろん、
ときには機嫌の悪ささえも
「ペタンする?」(絆創膏を貼ろうか?と言う意味)
の一言でコロリと気分が変わる。
絆創膏は魔法の道具だった。
先日、小学低学年の子が指先をちょっとケガして
「痛い」と言うので、
「絆創膏いる?」
と聞いてみた。
うなずくその子の目の前で、
自分のお財布の中をゴソゴソ・・・
なんと、アンパンマンの絆創膏が出て来た!!

何コレ!?
懐かしいなぁ~~・・・
まだこんなの持っていたんだ!
久々のアンパンマンとの再会に思わず嬉しくなっちゃって、
その子に
「アンパンマンにする?」
とその絆創膏を見せると・・・
「しない」
とあっさり振られた・・・。
なので普通の絆創膏をしてあげた。
この子だって、ちょっと前まではアンパンマン好きだったはずなのに。。。
もうアンパンマンの絆創膏は使わないのか・・・
なんだか寂しく感じた、アンパンマンの絆創膏。
でも、私のお母さん心をムクムクさせた絆創膏。