お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

捨てられないもの

捨てられないもの、それは哺乳瓶。

私は息子二人とも完全ミルクで育てた。
母乳がなかなか出なかったというのもあるし、
母乳をあげることにある種の不快感を覚えてしまうタイプだったからだ。
(そういう人は一定数いるらしい)

なので、哺乳瓶は、わが子たちの命をつないだ、
まさに戦友というか同士のような存在。

どこに行くにも、
「哺乳瓶、白湯、湯冷まし、小分けにした粉ミルク」
の4点セットは必ず持参。

次男の時は、小分けがめんどくさくて、
割高ながらもキューブ状の粉ミルクを使ってたな・・・

ママ友たちと子連れで遊びに行ったり、
育児サークルに行ったりすると、
みんなは授乳ケープかぶってさっと授乳するところを、
私は泣くわが子をあやしながら、バタバタと調乳。
なんとなく寂しいような惨めなような気持ちになったことは、一度や二度ではない。

だけど、
水道水で哺乳瓶を冷ましながら、
熱くないかな、これくらいでいいかな、と、
わが子のために温度を確認する作業は、
それはそれで、わが子を想う大切な時間だったのだと、今なら思える。

哺乳瓶の乳首の大きさも、
子どもの成長に応じて変えていかないといけない。
新生児の時はSSから始まって、
飲む力や飲む量に合わせて、S、M、と買い替えていく。

なんか飲みにくそうだな、とか、
飲むのが早すぎるな、とか、
様子を見て判断する。

ミルクの量もそう。
新生児の頃は、満腹中枢が未熟ゆえ、
与えたら与えた分だけ飲んでしまうので、
気をつけていないと、飲み過ぎになってしまう。
それも、きっと個人差があるのだろうが、
1ヶ月検診で「飲ませすぎ」と怒られたりすると、
今度はやたら神経質になって、ミルクの量やあげるタイミングにピリピリしてしまったり。

母乳だったら、こんなに神経質にならなくてもいいんだろうな・・・
と落ち込んだこともある。

けど、
ミルクの温度を確かめる時と同様に、
量やタイミングを考えるのも、やはり、わが子を想いながら悩む時間。

この子が健やかに育ちますように。

その一心で、一日に何度もミルクを作り、飲ませ、哺乳瓶を洗い、消毒する。

この哺乳瓶には、
私の、わが子を想う気持ちが詰まっている。
いや、刻み込まれていると言っても過言ではないかもしれない。

私は、子どもたちが使ってきたものは結構あっさり処分してしまう方なのだが、
(調乳ポットや消毒用の容器はもう処分した)
哺乳瓶だけは、どうしても処分できず、ずっと台所の戸棚に入れてあった。

・・・やっぱ捨てられないな。

まだまだしばらく、戸棚の中に入れておくことにする。

9件のコメント

胸にじーんときます!どうしても捨てられない育児グッズ、ありますよね。大げさかもしれないけど、自分と一緒になって、子どもの命をつないでくれたものですもんね。ちょっと大きくなってからのものは捨てられるけど、わたしも抱っこ紐がまだ捨てられません。
モノというより、それについた気持ちも取っておきたいのかも。

モノというよりそれについた気持ち・・・
なるほど!確かに!
そいえば私も、抱っこ紐(エルゴ)も捨てられません。
車の運転ができず、かつ電車移動が多くてベビーカーも使いづらかったため、
外出時はほぼ常にエルゴ。
長男の時に使ってたものは、肩紐が切れてしまったので、もうリユースにも出せませんが、
うんうん、気持ちが入りまくってるから、やっぱり捨てられない!

私はそれが自分で作ったスリングかも。
未だに捨てられずに残している。
長男はいつもスリングに入っていて、
いつでもどこでも一緒だった。
お出かけだったり、夜泣きだったり。
なので、3歳になった頃も機嫌が悪い時は
「スリングに入る?」と聞くと「うん」と
自分で入りに来てた。
今ではすっかり私の背を追い越す勢いだけど
すっぽり入ってたあの頃は
私の宝物だから、きっとこれからも捨てないと思うよ。
使っていない物でも、心が動く物は残してオッケー!

スリング、抱っこ紐、
いつでもどこでも一緒だった・・・まさに同じ!(泣)
うんうん、夜泣きの時もそうだった、
抱っこ紐に入れて、部屋の中をうろうろ・・・
どうしても寝ない時は外に行ったりもした・・・
ほんとだね、宝物だね(泣)
うん、大切に取っておこう!

泣ける。。
当時の天野さんの想いも切ない…あの当時は母乳やミルクに敏感な時期だったよね…
大きくなった今は、何をあんなにこだわってたんだと思えるのに。
子育てってこうやって親が育ててもらってるんだなーとつくづく思うー。

そうなんだよね、
今思えば、母乳だろうがミルクだろうが大した話じゃないのに、
当時は悶々としていた・・・
それこそ、分娩の方法とか、促進剤うんぬんとか、
出産育児におけるもろもろって、何かとお母さんをモヤモヤさせるね。
目の前の子どもが全ての答えなのにね。
子育ては自分育て。
子どもを通していろんなことを感じて、母としても人間としても枠を広げさせてもらってる気がするね。

哺乳瓶の思い出は、あの頃はミルクに罪悪感などもつことがなかったのは、病院が直ぐに諦めさせ、退院のプレゼントがミルクだったから。必ず揺り戻しがくるのは世の常ですから、それを知ることが大事ですね。
で、私の貯まった哺乳瓶は捨てるのは想い入れより、単なる惰性も混ざりながら保管。そしていよいよ処分と思って哺乳瓶を見つめてアィディアが出ました。メモリが使える。計量カップに暫くは使いました。

揺り戻し・・・なるほど。
私の親の代はミルク育児が普通だったらしいので、
それの揺り戻しが今来てるってことなんですかね・・・
(夫もミルクで育ったので、義母は母乳をあげたことがないらしい)
け、計量カップ!!!
確かに使える!(笑)
ガラスだから熱湯OKだし!
ちょっと使ってみようかな・・・(笑)

哺乳瓶、わたしもまだあります。
四男の時、4ヶ月で仕事に復帰したので、一時保育に預けていたんです。
それで、哺乳瓶が必要で…
でも、哺乳瓶が嫌いな子で、保育士さん泣かせでした。

わたし自身は当時その哺乳瓶で授乳したわけではないのですが、
なんだか捨てられずに、哺乳瓶を花瓶代わりにしちゃいました。

お花の水を変えるたびに、4ヶ月から預けたことを自問自答してしまいますね。

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ABOUT US
天野智子
MJプロ/みそまるマスター/お母さん大学岡崎 代表/ 小学6年生と幼稚園年長の男の子2人の母です。 名古屋市出身、愛知県岡崎市在住。 旧家の農家の跡継ぎ長男の妻として敷地内同居中。 日々試行錯誤しながら、育児に奮闘しています。 育児は難しい!でも幸せ。 その間を行ったりきたり・・・な毎日です。