お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

ネガティブの発信

2022年3月末。

次男の卒園式がおわり、小学生組も春休みに入った。2歳児は元気いっぱい。

 

相変わらず、片付けた部屋は瞬間で散らかされてる。

3食のご飯作りと食器洗いが続く。

だれかが怒り、だれかが泣いて、大騒ぎをしている中、わたしの耳はずーっと疲れている。

当然ながら、トイレやお風呂はゆっくり入れないことが多い。

この文章も中断を繰り返し、一体、何日かけて書いているんだろう…

 

長女を妊娠してから約12年。ずっと未就園児を抱えた生活が続いている。

自分のやりたいことを、やりたいタイミングでできない苦痛。

こんな生活をしているけれど、あと数年で私も忘れてしまうんだろうか…

 

「もう、ももちゃん(11歳の長女)を抱っこできないんだよな」。と、急に夫が言った。長女との何気ないやり取りに、ココロとカラダの成長を感じたらしい。

 

早く子どもたちのお世話から離れたい!自分だけの自由時間がほしい!と思っているわたしは、『何をいきなり感傷的になっているの?!』とびっくりした。

 

と同時に、わたしもいつか『もっと抱っこしてあげればよかった』とか、静かで片付いた綺麗な部屋に1人でいる時に、『うるさかったあの時がたのしかったな』なんておもったりするんだろうか…と考えてしまった。

 

もしかしたら、このネガティブな感情は徐々に美化され、ポジティブな思い出に変換されていくのかもしれない。でも、わたしはずーっと感じ続けているこのネガティブな気持ちを忘れたくないと思う。

なんだかんだ言っても未就園児との生活もあと一年。おもいっきりネガティブを感じると共に、ネガティブをもっと発信していきたい。

育児は楽しくてキラキラしたものばかりではないから。

4件のコメント

ネガティブな気持ちを忘れたくない・・・
その感覚、わかります。

今感じているネガティブな気持ちも、自分が感じている「本当の気持ち」で、
それを忘れたり美化したりした時点で、
その時の自分の頑張りや葛藤を、無いものにしてしまう気がして・・・

次男が未就園児の時、結構ネガティブな発信をしていました。
今それを読むと、その時の気持ちがよみがえります。
そして、ああ、私がんばってたな、と、自分でも自分をなぐさめることができます。

だから、ネガティブな発信も、大切。

あ~まさしく通ってきた道です、夫と長女の関係も中学生になってからは、長女のベットにお酒に酔って潜り込むこは、実際私がとても気にしたことです。夫は子どもだと思っていても長女が嫌な思いをしていたらと思って、嫌なことは家族相手でもちゃんと嫌と言えるようにと伝えました。思春期の長女は兄弟にはいいけど、パパには見られたくないとも言っていまいたので、お風呂直結の洗面室に自由に入れる環境は、娘たちには複雑な思いはあったようです。
後、もう末っ子は抱っこさせてくれません、今春中3になりますが、寂しいです。3人の息子たちとは小6までは一緒にお風呂に入りました。(これはポリシーかな)娘は一緒に温泉に浸かる仲ですが、息子たちとはそうもいきませんからね。でも一緒にお酒を飲める仲にはなりました。

竹内さん、お元気ですか(^^)
やけに美化する必要はないのですよね。
美化したくなる気持ちは、思い出の中の自分を守る思いもあるかもしれないけれど、
それでもこうして記すことで
十分、どれだけ大変な日々だったか未来の私には伝わるし
敢えて美化しない記憶が、逆にその日々を肯定するのかもしれないですよね。

ネガティブな感情があることを認める、肯定するって必要なことですよね。
ネガもポジもひっくるめて、思い出の大切さがより深く感じられるんだろうなと思います。
記録を残しつつ、でもネガに持っていかれないためにも発信していきましょー!

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竹内千華子
『お母さん』だけが見られる世界を知ることで、お母さんである私ってラッキー!と思える時間を増やしたいと思っています。小5、小3、年長、2歳の4児の母です。