お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「かかあ天下」の群馬県 日本のおへそ・渋川市

渋川市は、前橋市や高崎市の隣接市ですが、榛名山、赤城山、子持山・小野子山と三方を山に囲まれたとてものどかな市です。

けれども、冬には「赤城おろし」と呼ばれるからっ風が吹き、関東とはいえ、故郷の青森県と同じように冷たく強い風が吹きつけることに、住み始めた当初は驚きました。

このからっ風に負けず、江戸時代から女性が養蚕・製糸・織物業を営み、一家の家計を支えてきたことから、「かかあ天下」という言葉が生まれたそうです。

実際7年間住んでみて、群馬の女性はそれぞれの個性に併せて芯の強さを持っている印象を受けています。

青森県も厳しい気候柄、我慢強いという県民性がありますが、自然環境から人の気質ができていくのかもしれないと思わされた点です。

地理的に日本の中心(真ん中)に位置する渋川市、夏には「へそ祭り」という愉快なお祭りが開かれます。市民が自分のお腹に顔を描き、おへそを出して陽気な曲に合わせて市街地を躍り歩くのです。ねぶた祭りなどの青森の勇ましいお祭りとはひと味違う平和で楽しいお祭りに、観客も笑顔になります。

誰も知り合いのいない中でここに嫁ぎ、すぐに第一子を授かりました。

そのため最近までずっと、保健センターで行われている子育て相談や子育て教室、保健師さんのお世話になりつつ、子育てをしてきました。

おかげさまで息子と娘は元気に成長し、幼稚園に通っています。子どもたちと手をつないでの徒歩通園は、一生の宝物になりそうです。

コロナ禍が落ち着きを見せ、今年から渋川市主催のイベントがあちこちで開かれるようになりました。毎週末、主人と子どもたちと車でお出かけしていますが、私も家族とともに少しずつ地域社会と関わっていき、こうしたイベントに参加してみたいと思っています。
また、群馬県は屈指の温泉大国!

草津温泉や伊香保温泉といった温泉巡りや、渋川市を囲む山々へのハイキングなど、家族で身近な自然を楽しめるのも魅力です。

そして私も、かかあ天下のこの土地で、芯が強くたくましい肝っ玉母さんになることを目指しています!

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