お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お母さんだからって、あきらめるのはもったいない

「子育てはほんとに大変! でも少し ずつ子どもから手が離れているのを感じる今。
がむしゃらに子育てをしていた数年前をとても懐かしく思いますね」
そう話すのは、泰河くん・竜河くんの母、中惠志保さん。

夫の仕事柄、子育てをほぼ一人でこ なしてきた10年間。
すべてを放り投げ て一人になりたい!と何度思ったことか、と当時を振り返る。

泰河くんが幼い頃はうつにもなりかけたと話す志保さん。
でも思いきって以前から受講したかったカメラの講座に参加してみたところ、
新たな世界が 広がり、子育ても前向きにとらえられ るようになった。

「いろいろな制約はあるけれど、
お母さんだからといって我慢したり、
諦めたりするなんてもったいない。
趣味など何でもいい、
夢や目標を持つことは素敵なことだと思います」

と、吹っ切れたような笑顔を見せる。

志保さんは去年からフルタイムの仕事を始めた。
家庭がきちんと回るのか心配だったが、
仕事と家庭と子育ての バランスがうまく取れているのは、
新 しい世界に身を置いたことによる環境の変化から。

「今まで何もしなかった夫が、家事や 子育てに積極的に関わるようになって、
すごく助かっています!」
子どもたちも、 そんなパパと過ごす時間を楽しみにしているという。

「消防士の夫は子どもたちの憧れの存在。
大人になったとき、父親と同じ職 業を選択してくれたらうれしいですね」

(静岡版 Vol.30 2018年4月号)MJ記者:杉本真美

 

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杉本真美
中2娘、小6息子を持つ、フツーのお母さんです。 <お母さん大学>に入学したのは、息子を出産した頃。 しっかり子育てしなきゃ!の肩肘張った子育てを、180度変えてくれたのが<お母さん業界新聞>・<お母さん大学>でした。 2011年に静岡県に引っ越し、今は静岡版編集長をやらせて頂いています。 13紙の地域版編集長とともに、静岡県内にお母さん業界新聞とお母さんのココロを広めていきたいです。