お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

お母さんたちに 情報を見極める力を

1年前、本紙「お母さん業界新聞横浜版」創刊時に出会った山本欣子さん。
「お母さんを笑顔にしたい」という共通する願い。
ウェブと新聞という媒体のカタチは違っても、発信していくことの大切さと難しさを分かち合った。

どんな情報も、クリック一つで簡単に手に入る時代。
情報はどこにでもあふれ、
日々更新、追加されていく。
しかしながら、その中で正しい情報は何か…。

子育てに必要な情報、
お母さんが楽しめるイベントなどを集約したサイト「ぐるっとママ横浜」。
運営しているのは株式会社J-FORTUNE。代表の山本さんがそれまで経営していた会社の取締役を退き、
2018年に新設した会社である。

25歳で結婚。姑との同居をきっかけに当時は少数派だったフルタイムで働くワーキングマザーになった。
子育ては姑任せ。
女性の社会進出が叫ばれる中、その環境をより良くしようと、40歳で女性を支援する代行会社を設立した。

ずっと仕事人間としてやってきた山本さんだが、
2年前、娘と3人の孫と暮らし始め、大きな気づきを得ることに。
それは、「ママを笑顔にしなければ、子どもたちの笑顔もない、未来はない」という、シンプルなこと。

健全な子どもの育成こそ人生の目的。
お母さんを笑顔にするには正しい情報の提供が不可欠と、経営キャリアを生かし、「ぐるっとママ横浜」を立ち上げた。

ずっと仕事が趣味だったが、コロナ自粛中は料理やガーデニングを夢中でやった。
「本当は好きなの」と話す。

旅好きで、時間ができると単身海外へ。
台湾、アメリカ…現地ではドライブを楽しむという。今は難しいけど、と苦笑い。

変えることができるのは、自分だけ。
だからこそお母さんたちに必要なのは「変わる勇気」。
そして、健全な子どもを育てるために、「正しい情報を見極める
力を」と訴える。

「私のような孫育てジェネレーションが社会に貢献できるなんて幸せよ」と笑う山本さん。
娘や孫たちが原動力と聞いて、「いくつになってもお母さん」を実感した。

「ぐるっとママ横浜」山本欣子さん

(お母さん業界新聞横浜版10月号 ママスマイルリンクより)

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ABOUT US
植地宏美
お母さん大学横浜支局。 お母さん業界新聞横浜版編集長(2019.10〜2021.12)。 長女21歳、長男17歳、次男15歳。 お母さん大学をものすごく、楽しんでいます。 結果、 お母さんをものすごく、楽しんでいます。