お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

先生とお母さんをつなぐ、ばなな先生

2023年より、お母さん業界紙面で「ばなな先生のお母さんに憧れて」がスタートした。
昨年末、大阪市立東中本小学校で保護者向けの講演会があると聞き潜入。
講演会を企画したのは成人人権教育委員長の馬渕真理子さん。
「地球温暖化の問題や福祉など、大きなテーマも考えたけれど
もっと身近でお母さんにも子どもにも直接響くようなお話をと思い
ばなな先生にお願いしました。今日のお話はお母さんはもちろん、
お父さんたちにも聞いてほしい」。

「お母さん、やってるだけですばらしい。少なくとも子どもはそう思っている」
親と離れた学校という空間で、子どもたちの本音に触れてきた
ばなな先生だからこそのたくさんのエピソードがお母さんたちの心に沁みる。

今日は子どもたちの聞く姿勢がよくて驚いた、とばなな先生。
おうちでちゃんと自分の話を聞いてもらえている、
また言うことができているからだそうだ。

…私も含め、周りのお母さんたちの心の揺れを感じた(笑)
「ちゃんと聞いてあげてる(あげてた)かな~」とちょっと反省。

お母さん自身に「お母さんのすばらしさ」を伝えるとともに、大切にしている2つのこと。
・大人に子どもの頃を思い出してもらう活動
「小3~4の9~10歳頃が人間の本質だと思っている」と聞き、ドキッとした。
・先生ってスゴイ
子育てと先生業をがんばる同僚をたくさん見てきた。
そんな先生方とお母さんたちをつなぐ仕事を一生かけてやりたい。

参加した先生から「『自分のことがきらいだったけど、
好きになれるかもしれない』子どもたちの感想にグッときた。
これしよう、あれしよう、と日々過ごすなかの反省がある。
子どもたちが少しでも自分を好きになれるような学校生活にしていきたい」。

PTAの馬渕さんは
「コロナ禍で、子どもらしさも制限されてきましたが、
今日の低学年と高学年に分けてのワークショップでは
ほんとにみんなが楽しそうにイキイキしていました」。

講演会後、「あ!ばなな先生や!」と
ばななコスチュームを脱いだばなな先生に、子どもたちが駆け寄る。
子どもたちに囲まれて満面の笑顔から「子どもたちが大好き」が溢れる。
それでも「お母さんにはかなわない」と言い切るところが、ばなな先生の魅力。

お母さん大学では「家庭がキャンパス、先生は子ども」と言う。
子どもたちからの無償の愛にお母さんは救われている。

これからもお母さんたちのために、子どもたちのために、
そして学校が先生や地域も含めてみんなの幸せな思いがあふれる空間になるよう、
ばなな先生に期待!

お父さん記者/小塙雅多加さん(ばなな先生)
ばなな先生とよかよか学院/インスタグラム

 

 

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宇賀佐智子
大阪の宇賀佐智子です。30歳長男・27歳長女の母。大阪エリア版編集長を2018年から4年間務めました。子育てが楽しくなる大阪、誰もが子どもたちの未来を考える大阪、美味しい楽しい大阪を目指します♪