お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

母として美しい文章を書く

新年早々、「MJプロオンライン養成講座」を実施した。子育て中のお母さんに1日9時間の講座は無理かも。でも3日に分ければ時間を工夫して参加してもらえるかな…と考えたが、自分のことを考えるのを忘れていた。3日連続、27時間の耐久マラソン講座。初日の第1コースで倒れそうになっていた私。

そもそもオンラインが大嫌い。コロナ禍で、猫も杓子もオンライン。仕事なら仕方ないが、会えないには、会えない理由があるのだろう。そんなときは諦めて、思いを馳せることが大事。そう思っていた。

ところが講座初日、画面に映るお母さんたちの顔を見て、不覚にも、涙してしまった。

メイン講座の一つになっている文章講座、これは世にあるライター講座とは全く違って、いいね!をもらうためでも、稼ぐための講座でもない。

では、母として、美しい文章を書くために必要なことは何か…。

まずは、わが子をよく見ること。「わが子を見ていますか?」と尋ねると、「毎日一緒にいて、イヤってほど見てますよ」とお母さん。だが、見ると視るとは、似て非なり。わが子の言葉や仕草、視線の向こうにあるもの…。そこには、母である美しい文章を書くコンテンツが山のようにあふれている。

もう一つ大切なこと。それは、ありのままの自分で書くということ。着飾って発信すると疲れるし、いつかボロが出る。情報に翻弄され、ともすれば、自分を見失いがちな毎日だから。なおさら素の自分になろう。飾らない、裸の自分の心地よさを知れば、自ずとペンも走る。

MJプロが目指すのは、「もっともっと、フツーのお母さん」。これこそが、母として、美しい文章を書くために必要不可欠なもの。

ちなみに、「MJプロ」とネットで検索すると、ずらり並ぶのは「プロ雀士」関連サイト。麻雀か…と笑ってしまったが、あながち無関係とは思えない。麻雀の「国士無双」とは、13種の么九牌すべてを揃える役の一つ。翻って、比べる者がないほど優れた人物のことをいう。

一人ひとり、みんな違ってみんないい。なんだ、「お母さん」のことじゃない。美しい文章を書くのも、美しい未来をつくるのも、お母さん。

MJプロはもちろん、子育てをがんばっているフツーのお母さんも、今日からペンを持とう。
「MJプロ」検索で、「お母さんを笑顔にする人」「母として美しい文章を書くお母さん」「お母さんの視点で未来をつくる人」…「お母さん」「お母さん」で埋め尽くされる日が待ち遠しい。

お母さん業界新聞2021年2月号 藤本裕子編集長コラム・百万母力

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編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。