お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

父の名言。

連投ですが、記事にしたい内容だったので。

あすばるでのゆるゆる子育てクロストークで、父が、母がいた間は幼少期の育児に参加しなかったことをしちゃかちゃ愚痴って来た後だったのに。

父の名言出ました。

うちに預けてるシンママのひとり。

そのママの子が昨日は「食べたくない」って言ったらしい。

「託児所でひとりで食べたくないとよ。」と言ったら、

「一緒に食べようって言っても、いやいらんって言うとよ」と。

 

んー?おかしいな。

とりあえず預かって、うちの娘が「おにぎりー!!」と言うので聞いてみた。

「ほーちゃんもおにぎりいる?」

元気なく、「うん」

昨日は夫が結婚式に出席してて、娘とのふたりの食事だったから、テキトーでいいかと、焼きそば作ろうと思ってたら、父が「いつもの八宝菜風持って来たぞ」と。

あら、ラッキー!

それに焼きそば麺入れたらあんかけ焼きそば出来るやん♪

台所に立ってフライパンにあんかけ移して麺を入れてる時も、側でじーっと見てたほーちゃん。

で、ソッコー出来て、注いでたら余って。

また聞いてみた。

「ほーちゃん、これも食べる?」

「うん」と即答。

 

やっぱり、お腹が空いてないわけじゃない。

 

「ねぇ、ほーちゃん。何で『食べたくない』って言ったのか、せいこちゃん、どうしても知りたいんだけど」

「…………」

私をじーっと見て、長い沈黙のあと、

「車の中で食べたくなかった」とポツリ。

「そっかー。ママとゆっくりおうちで食べたいねー」

「…うん」

私と娘と3人で一緒におにぎりとあんかけ焼きそばを食べた。

バクバクあっという間にペロッと完食。

「美味しかったー!ごちそうさま!」と元気になった。

 

ママの仕事はガッツリ夜。

飲食店ではないんだけど、拘束時間が長い厳しいお仕事。

昼は保育園、うちにもかなり長い時間いる。

1日のうちに母子の時間はほんのちょっと。

 

ひとりで育ててて、ママにも余裕があるわけじゃない。

コンビニやすき家、ほっともっと、、、ずっとうちで食べてたこともある。

でも、食べたくなくて、モソモソモソモソ。

2時間かけて食べることも。

「残してもいいよ」って言うけど、「食べる」と。

でもホントに食べるのイヤそうで。

お風呂にもうちで入ることも多くて。

「ママには余裕がない。でも嫌いなわけじゃない。あんたが強くなるしかないたい。ひとりで何でも出来るようにならなんたい」

なんて酷なことも幼子に言った。

 

ガツガツ食べてるほーちゃんを見て、父がひとこと。

 

「子どもはやっぱり、遊びと食事やんねー」

 

「!!!!!!!!!!」

ビックリしたー!

「そうよ!お父さん!ホントにその通り!!」

 

「こないだ七五三で着物借りに行った時に、和子おばちゃんが言いよらしたよ。

『前ね、日の出やってスーパーがあって、そこでバッタリ聖子のお父さんに会ったことあったとよー。「娘に飯ば食べさせなんけん」って、買い物しよらしたー』って。」

「俺は、店屋物とか食べさせんやったけん。お父さんも前は辛かったり甘かったりしよったもんねー?」

「私の子どもの頃のこと言いよると?めっちゃ不味かったよ!!カレーすら焦げて美味しくなかった。カレーが不味いって何?!って思ってた(笑)」

「今はだいぶ味もマシになったやろー。ワンパターンやけど。」

「たまに辛いとか薄いとかあるけど(笑)でも、美味しいよ。今日のも美味しかった!」

 

ホーントに。

私を5歳でひとり家に置いて飲み歩いてたり、土曜日の学校終わってのお昼ごはんが用意されてなかったり、掃除をほとんどしてなくて、家がめちゃくちゃ汚かったり、、、。

他はどうろこうろだった父。

でも、遊びと食事。

確かにこの記憶は、私の心のここかしこにたくさんある。

一緒に遊んでもらった記憶。

手作りの料理を食べさせてもらった記憶。

 

これは、お母さんじゃなくても、心に残る。

 

友だちのお母さんのご飯を覚えてる。

友だちのお母さんに川に連れて行ってもらったことを覚えてる。

 

子どもは遊びと食事。

 

ホントにこの基本をしっかりおさえてたから、私は少しはまともに育ったのかなーと実感。

母が三つ子の魂まで愛情をしっかり注いで、父が子どもが健やかに育つ基本をしっかりおさえてた。

これかーと、ひとり納得した夜でした。

4件のコメント

久しぶりに登校して、聖子ちゃんのこの記事を読むことができて本当によかったです(。´Д⊂)

お父様の名言!
すかさず手帳に書きこみましたよぉ~✨

なんていい学びができたんだと清々しい気持ちで、明日からは食っちゃ寝生活を改め
食っちゃ遊んで寝!…を心がけようと思います(笑)
八宝菜風おいしそう(゜▽゜*)

後れ馳せながら、にこちゃん3歳のお誕生日おめでとう~❤(^^)❤

いとうちゃん、ありがとう(*^^*)
遊びは、子どもたちだけがやってる方がいい場合もあるし、大人もその世界に入って一緒に遊んだ方がいい場合もある☆
だから、大人も子どもも、とにかくいろんな人と交わって関わって育てて行くのに越したことはないのよ。
遊びと言えども奥が深い(笑)
食事は川ちゃんの記事みたいに、ほんのひと手間で十分母の愛を感じるの。
私も心の奥に父の愛を感じてたんだと思う。
おにぎりひとつでいいんだよね(*^^*)

みっこさん!返信してなかったことに今気付きました!
長らくお待たせしてすみません!
ん?待ってない?(笑)
私はグレてもおかしくなかったって父に言われてました(笑)
そんな綱渡りの生活で、だいぶ横道逸れたりしたけど、ちゃんとまた自分の信じる道に戻って来れたのは、この基本のおかげかー!と納得したのでした。
それを、父が無意識ではなく、「わかっていた」ことにビックリでした(笑)

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ABOUT US
齊木聖子
25歳で夜間託児所を開業、10年セカンドママやったのち電撃結婚、出産して念願のファーストママになりました。 セカンドママ業にも限界があると感じる昨今。 違う形で、私の活かし方を考えています。 プロフ写真は娘が撮ってくれました☆