お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

変化第2弾

幼児教育がようやく変わらざるを得ないところまで来たようである。

保育、教育という二つの視点は保育園幼稚園というシステムの中で、厚労省、文科省の縦割り社会がずっと災いしてきた結果が改善されずにようやく切羽詰まったところで今日を迎えたわけである。

女性の社会進出で男社会に組み込まれた女性達が、母になりながら追い詰められていく姿を横目に男性はどこかで胡坐をかいていた時代が長かったな・・・と。

そして人口減少社会になって人手不足を身につまされると、急に女性活躍と持ち上げられて働く母応援などと言われ出したから大変になった子ども達。

子どもの育ちにとっての大事な視点はいつも大人たちの都合でどこかにすり替えられていく。

保育園が足りない、幼稚園では時間が短すぎ・・・

そこで子ども園なるものが登場し、保育園と幼稚園が合体し始めたということか。

そして3歳までの保育という視点と3歳からの教育という視点を見直す作業に入ったようだ。

保育園児はお昼寝タイムがあって、それは長時間保育をする保育者の仕事関係のためでもあった。

幼児にすれば眠たくもないのに無理やり眠らされるということになり、その習慣は家に帰ると夜寝つきが悪いということになって親は悪戦苦闘・・・

そのことがようやく幼保問題で見直されることにもなっていく。

遊ぶこと、食べること、考えることなどが幼児教育に見直されていくことにもなったことは進展である。

教育という言葉に親はお勉強を意識してしまった弊害をもう一度考え直すところから。

学ぶということはどういうことかの視点を子育ての初期に組み込もう。

5件のコメント

>幼児にすれば眠たくもないのに無理やり眠らされるということになり、その習慣は家に帰ると夜寝つきが悪いということになって親は悪戦苦闘・・・
この話はよく聞きました

我が家は子どもが小さい頃は仕事はしてませんでしたので
昼寝はなし
なので夜はいつも早く寝てました(笑)

大人の都合だけでなく
こどもにとっても 良い幼児教育を
実現してほしいものです

私の子育て時代には保育園組より幼稚園組の方の情報が私には入っていましたから、
保育園でお昼寝するのは3歳児までくらいだろうと思っていました。
我が子は2歳頃にはすでにお昼寝しなくなっていましたから、お昼寝するのが苦痛の子どもが出るのがわかります。
生活リズムに苦労することは経験しなかったので、今は大人の生活に子どもを合わせる時代の苦しみがありますよね。

教育、福祉、医療が政争の具になってから総崩れしましたね。
利権があるから政争の具になりやすい。 しかし どれも本当に美味しい話なのだろうか。
年金を食いつぶし、国債を発行しまくり紙幣をジャンジャン刷りまくっても追いつかない経済破綻。
そして次は公共の 交通や水道民営化。これも破綻は見えている。
社会は全体で見なければ成らないけれど、幼保の問題も 幼稚園と称する教育機関と親に変わって子守をする保育園という役割りから 小学生になるまでに必要な保育をする保育園が出てきて、1日面倒を見てもらわなければ働けない母親が一挙に増えた。保育の質を落とさずに許容を超えた乳幼児を受け入れる事が困難になる事と 半日で幼児教育を提供してきた幼稚園も預かり保育という手段を使って時間延長を始めて、その差が見えにくくなってきた。 そこで互いの主張する妥協点を新たに設定したのが認定保育園なのだろう。
今やどんどん認定保育園が増え従い幼児教育とは何かを問われ始めた。
貧困家庭が増えて大人のしわ寄せが子どもに向けられる虐待も 拍車をかけることになる。
風が吹けば桶屋が儲かるでは無いが、社会の乱れが制度を破綻させていく。
今、母親の中で復業ではなく開業に向かう働き方を選択する傾向が出てきた。働き方改革と叫ばれているのだから どんな働き方も本人次第だ。さて認定保育園にも外れ非正規で働き続けなければならない母親には 幼児教育の質とは何なのだろう。
乳幼児にとっての望ましい保育、乳幼児教育とは何なのだろう。 当事者の母親から考えたいものだ。
もちろん、爺婆達の経験や学びも取り入れて。 そんな場にここは成り得るだろう。 成らなければ。

つみさん、久しぶりに力の入ったコメントをありがとうございます。
母は苦しい陣痛があるから子どもが可愛いのだ…と其の昔言われていましたが、
今の時代には違和感のある言葉になりつつありますね。
時代は複雑化していくからこそ、一つの言葉で理解することは難しいはずなのに
現実は善か悪、損か得かと短い言葉で考えることを単純化させる時代になっています。
その危うさこそを知って子育ては時間をかけて見守る心の余裕の必要性を言い続けましょう。

みっこさん、余裕の一番無い世代は 乳幼児の子育て期なのでは?
一見優雅そうに見える子育て期が最も余裕のない時期なのでは?
初めての出産ともなると余程 援助が無いと1日の生活すら何が何だかわからずに終わってしまうもの。
そこへ他人が入り込むのもはばかられますね。
できれば、出産前の時期に巡り合うのがベストなのでしょうね。
新聞も講演会も母親になる前の時期に出会えれば一番良いのでしょうね。
産婦人科や母子手帳と一緒に配布できる工夫は無いものでしょうか?

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池田美智子
読書が好き、人間が好き、孤独も大事、真善美を考える日々。 旅をすると予習復習で楽しさががらりと変わることを実感し、 70歳になると、努力することの必要性を日増しに実感し、 やる気元気の素を探すようになりました。 今のところその素は、お母さん大学と学びの研修と訓練です。 令和元年、初孫誕生でパワー再燃中