お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

たかがノート、されどノート。ノートひとつで人生変わるねん

息子は字が下手でノートの罫線の間に小さく縮こまった字を書いていた。

まるで線と線に挟まれるのが居心地悪いように。

つい、「これ、なんて読むん?」と怒りたくなるほど、存在感がなく、読みやすい字ではなかった。

ノートの罫線(けいせん)はA罫は7mm、B罫は6mm、ドット罫というのもある。

ノートやルーズリーフを頼まれて買って行くこともあったけど

たいていは「書きやすい」とPOPがあるもの、ちょっと上質のとか

書くのが苦手な息子のために(ちょっとでも勉強してもらうために)

せめて使いやすいもの、という考えで選んでいた。

息子が浪人スタートのとき、数学の塾の先生がその字を見て

「罫線のないノートを使いなさい」と一言。

へ?無地のノート?そんなんあり?

「線がない方がノビノビ書けるでしょ」

みんなと同じもの、ノートは罫線があるもの、と思い込み

10年以上ガミガミ言ってきたことは何だったのか?

力が抜けるとともにあほらしくなった。

ごめんな、気づくどころか、怒ってばっかりで。

過保護とはまた違う、別の方法を考えること、サボってました。感じませんでした。

他人の力を借りて、力を抜いて、まだまだ子育て続きます。

 

 

2件のコメント

字の話、私にも息子の字がとてもシャープで小さくなっていた思春期の頃を思い出しました。
子どもの記録整理をしたときに発見したのです。
6年生までは大きくしっかりした字でのびのびと書いていたんだなと。
中学になって色んな出来事に心は荒れていったはずです。
公立中に見切りをつけた息子は独自の世界に自分を置くようになっていました。
それを発見したのも塾の国語の作文課題で、独特の文字に変身し教師も読むのに苦労する字(笑9
内容は独特の感性があるが、人に読んでもらうためには自分だけが読める字では残念だ・・・でした。
私もそれを今になって読みながら当時の息子の心境を感じながら、ある意味大人を試していた息子を感じて
ある意味息子らしさも感じて笑いました。
今でもシャープな字は変わりなく、読めないということはありませんが独特で誰もあんな字は書けないです。

学生の頃は、もっぱら罫線の細いのを利用していました。

小さい字が早くかけて 目がまだ良かったから、全体で1ページを把握するのに良かった記憶があります。

お母さんになってサークルに参加したところで、先生がマス罫線を使っているのに触れて影響されました。

縦横の罫線は小さな字も大きな字も 縦横斜めも自由なので とても使い良いです。

今は目も悪くなるし、ノートそのものを使う機会が減って 字も自由に踊ります。 そんな私にはやっぱり罫線が欲しい。

娘が美系の大学へ入って直ぐに教授から教わったのが、罫線のない白紙のスケッチブックでした。

思いついた事を文字にするだけでなくイメージするものを書き込んだり、もちろんデッサンもしたり 何でも書き溜めなさいと言われた

そうです。 そこで私も白紙のノートを買い使いましたが、特にデッサンやスケッチもする事なく やはり縦横罫線を使う次第です。

字は、書き慣れた小さな文字を書いているので 老眼鏡が無いと自分の書いた文字が分かりません。

近頃は、筆記用具をペン先の太い物にして分かりやすくしています。 少しは字も大きくなったかも。

習慣から癖は直せませんが、本人が書きやすい 見やすいと思う方法で良いのでは。

学習能力と比例して判断してしまいますが、別物だと思います。 逆に本人以外の人が読みにくい字も困ったものですね。

全て、社会経験が修正してくれるものと思ってます。

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宇賀佐智子
大阪の宇賀佐智子です。30歳長男・27歳長女の母。大阪エリア版編集長を2018年から4年間務めました。子育てが楽しくなる大阪、誰もが子どもたちの未来を考える大阪、美味しい楽しい大阪を目指します♪