8年前の今日、生まれたあなたへ。

はるくん、今日はあなたが生まれた日だね。

8年前の今日、
朝6時ごろ、なんか変な感じがして目が覚めて、
起きてトイレに行ったら、いきなり水がジャバーって出たんだよ。
水が出ちゃうと、あなたが苦しくなっちゃうから、すぐに病院に行かないといけなくて。

住んでる家は神奈川にあったけど、
あなたを産むために名古屋のおうちにお世話になってて、
すでに起きていたあなたのおじいちゃんを呼んで、
病院に電話して、おじいちゃんに車で送ってもらったんだよ。

病院に着いてもなかなかお腹痛くならなくてね、
お腹痛くなる薬を使うことになって、
点滴してもらいながら、めざましテレビ観てたら、
占いで、お母さんの星座のしし座が1位でね。
きっと今日生まれる、がんばるぞ、って思ったよ。

朝病院に行く時に、神奈川にいるお父さんに連絡して、
すぐ名古屋に来るように言ったのに、
病院に着いたのはお昼の2時過ぎだったんだよ。
なんでこんなに遅くなったの?と怒ったら、
「ケータイが壊れてケータイ屋さんに行ってた」だって。
よりによってこんな大事な日に壊れなくてもいいのにね。

お母さんね、あなたがお腹にいる時、
生まれてくる楽しみよりも、不安の方が大きかったの。
私にお母さんなんて務まるのかな、
ちゃんと育てることできるのかな、
その不安を口に出す度に、お父さんは「なんとかなるよ」って言ってた。
なんて無責任な!ってその時は思ったけど、
お父さんまで不安になってたら、あなたは安心して生まれてこられないよね。
お父さんがこういう性格でよかったな、と今は思うよ。

お父さんが病院に着いたくらいから、だんだんお腹の痛みが強くなってきて、
夕方5時くらいからは、あまりの痛みにおかしくなりそうになってきたんだよ。
でもまだ生まれそうになくて、あまりに辛すぎて心がボキボキ折れたよ。

痛すぎて息が出来なくなると、
看護師さんが「天野さん!息して!赤ちゃん苦しくなっちゃうよ!」って何度も言われた。
その度に「ごめんね、ごめんね」って、お腹の中のあなたに謝ったよ。

そしてようやく、もうすぐ生まれそうになって、
いきんでもいいよ、って言われたので、
がんばって力を入れたよ。
そこからは早かったよ。
上手く息ができなくて、酸素マスクつけられたけど、
3回目のいきみで、つるんって、あなたが生まれたよ。

夜の9時43分だったよ。

でもあなたはすぐには泣かなくて、
あれ、泣かない、と心配に思ってたら、
「ふええええ」と小さな声で泣いてくれて、とても安心したのを覚えてるよ。

助産師さんが、あなたをお母さんの胸の上に乗せてくれて、
もぞもぞしてる小さなあなたを抱っこしたら、
なんとも言えない不思議な気持ちになったよ。
さっきまでお腹の中にいたんだなあって。

その後、あなたは赤ちゃん用のベッドに寝かされて、きれいな帽子と服を着せてもらったよ。

お父さんは、あなたが生まれた瞬間に、
「パパスイッチ」が入ったみたいで、
ベッドで寝ているあなたの写真を撮りまくってたよ。
いつも冷静なお父さんが、あんなに写真撮りまくってたなんて、
あなたが生まれたことが本当に嬉しかったんだと思うよ。

そんな、2012年2月7日から、8年経ったね。
あなたはすっかり大きくなって、
つなぐ手もいつしかしっかりしてきて、
でもまだまだ甘えんぼなところもあって。

今まで生きてきて感じたことのなかったいろんな感情があることを、私に教えてくれた、
私をお母さんにしてくれた、
あなたが生まれてきてくれた今日の日。

本当にありがとう。

そして、はるくん、8歳おめでとう。

昨日の夜、
「7歳は楽しかった?」と聞いたら、
「楽しかったよ。満喫したよ」と言ってたね。

8歳も、もっともっと楽しい1年にしようね。

ABOUTこの記事をかいた人

天野智子

小学3年生と2歳の男の子の、2人の母です。 名古屋市出身、愛知県岡崎市在住。 日々試行錯誤しながら、育児に奮闘しています。 育児は難しい!でも幸せ。 その間を行ったりきたり・・・な毎日です。